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転職せずに会社に残る理由 逆風だからチャンス到来〈AERA〉 Yahooニュースより

仕事のミスマッチ、職場のミスマッチ、スキルを磨きたいけどやり方がわからない、キャリアをあげたいけど、やり方がわからない

そんな貴方の強い味方、プロのサラリーマン育成所 所長の阿部です。

 

本日も一つ、Yahooニュースから人事関連の記事を私見を交えてご紹介したいと思います。

 

本日ご紹介する記事はこちら!

転職せずに会社に残る理由 逆風だからチャンス到来〈AERA

headlines.yahoo.co.jp

 

AERAさんの記事ですね。

 

特に記者さんやAERAさんの見解はなく、”転職”ということが日本社会に浸透してきている昨今でも、敢えて”転職”を選ばず、会社に残った方々のご紹介をしてます。

 

紹介している方は3名で、それぞれ

 

ライブドア

シャープ

ファーストリテイリング

 

にお勤めの方です。ライブドアファーストリテイリングの方は役員クラスですね。

皆さん、それぞれの想いを持って社内でサラリーマンとして活躍なさってます。

素晴らしいですね!

 

さて、私見を交えて、こちらの記事を考察していきたいのですが、まず皆さんお気づきの通り、

 

3社とも超ビックカンパニー

 

ですね。

ライブドアさんは、色々と事件もありましたが、社会的にはビックカンパニーに入ると思います。

 

そして、もう一つ、3名に共通項があると感じました。

 

社内で様々な業種、業務の体験をしている。

 

みなさん、それぞれの想いで会社に残られていたんだと思いますが、この様々な経験を社内で出来ていることが

 

結構大きな要因

 

ではないかと考えています。

わたくしは常々、お題目のように

 

スキルを磨け!キャリアを上げろ!

 

と育成所の生徒にも自分にも言っています。

 

スキルやキャリアを上げて行くには二つの道があって、

 

一つ目は、色々な分野のスキルやキャリアを身に付ける

 

二つ目は、一つの分野のスキルやキャリアを深く身に付ける

 

と、わたくしは考えています。

どちらの道を選ぶかで、人生の選択肢も自ずと変わってきます。

 

記事の3名の方が、社内でどちらのやり方でスキルやキャリアを上げて来たのかは、ちょっとわからなかったのですが、

 

わたくし個人は

少し広めの分野のスキルと特化したスキルを両方身に付ける

 

という方法を取ってきました。

具体的には、管理部門全般のスキルを身に付けながら、経理・財務という特化したスキルを深く身に付けました。

 

なので、わたくしは、人事、総務、法務も一通りは分かります。そして、経理・財務は深く分かります。

 

これらを活かして、管理部門の管理職や会社のマネジメントをしています。

 

 

なのでわたくしは、

 

1と2の真ん中という感じです(笑)

 

この選択は非常に難しい。

その人が目指すもの、生き方、に合わせて選んでいくしかないというのが、わたくしの考えです。

 

例えば、営業の世界で生きて行く!と決めて、営業のスキルとキャリアを上げて行ったときに、

 

キャリアとして営業の管理職に行くにはそれで良いのですが、全社のマネジメントのキャリアに行くときには管理部門の知識もある程度あった方が良い

 

ということになります。

中小企業であれば尚更で、中小企業の管理者は色々な分野の知識と経験、スキルが要求されます。

 

なので、ご自分がどのようなサラリーマン人生を歩んで行きたいか、どの辺を到達地点とみているか、などによって方向性は変わります。

 

そして、勤めている会社によっても、どちらも出来るのか、どちらかしか出来ないのか

 

が異なります。

自分がやりたいこと、学びたいことが、その会社で出来なくなった時、更なるスキルアップのために"転職"という選択肢が出てきます。

 

それは、

 

一つの分野のことに関して学びたいのに、その会社で学べるものがなくなってくる

 

こともあれば、

 

広範囲のことを学びたいけど、その会社では一つの分野の仕事しかできない。

 

など、自分の目指す方向性の違いで、転職の動機も変わって来ることに他なりません。

 

プロのサラリーマンであるためには、

自分がどのタイプのサラリーマンなのか見定めておくことも必要です。

そして、更なるスキルアップ、キャリアアップのために、今、自分がどうすべきか

 

をいつも考えていくことが大事です。

 

記事の3名の方々は、転職せずに、ご自身の生き方を社内で体現できた方々なのでしょう。

素晴らしい!

 

以上、プロのサラリーマン育成所 所長の阿部でした。

 

ご意見、ご質問、ご相談、お待ちしております!

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