サラリーマン達のコンサルタント The Professional Salarymen

サラリーマン・ウーマンの悩みや不安を解消するブログ

プロフェッショナル サラリーマンのその後17 監獄編

2018年11月中旬

 

ホテルのオーナーに

 

11月28日にベトナムに行くことを告げた

 

「おお、そうか。とうとう行くのか」

 

いやいや、アンタのホテルだし。

作るのオレだけど。

 

結局、

ワーキングパーミット

レジデンシャルカード

 

全ての準備を整えてベトナムで作り発行してもらうところまで準備が仕上がった

 

しかし、

不安は募る

 

病気になったらどうすればいいんだ?

メガネが割れたらどうすればいいんだ?

お金がなくなったらどうすればいいんだ?

訳もわからず逮捕されたらどうすればいいんだ?

 

こうゆうときは、ネットで検索したくなりますよね

 

でも

 

あえてネット検索しない

 

もうね、

ベトナムの私生活の情報なんてほとんど見当たらないし

次から次へと不安は出てくる

 

キリがない

 

だったら、

もう腹を括って

身体をベトナムに持って行って

現地で調べて慣れるしかない

 

成るようにしかならないし

なんとかするしかない

 

ベトナムのアパートの管理人に

11月28日の夜に到着するから、

鍵を開けて欲しい

旨のメールを打ち

 

アパート管理人も

大丈夫、わかったよ

との返信をもらう

 

幾人か、お世話になった人に挨拶まわりをした

 

今回の仕事は、

いつ、日本に帰って来れるかわからない

 

これからどうなるかもわからない

 

片道切符の単身赴任

 

ホテルを開けるまで、成功させるまで、日本に帰って来れない

 

行きたくない

行きたくない

行くたくない

行きたくない

 

でも

 

行かなきゃならない

 

怖い

怖い

怖い

怖い

 

でも

 

行かなきゃならない

 

出発の日が近づくに連れて、不安が募っていく

 

出立日の2日前

監獄に別れを告げ、自宅へ

 

家族とこうして過ごせるのもあと2日

 

最後に何を食べたかは覚えてない

それくらい、切羽詰まっていた

 

逃げ出したくて仕方なかった

 

2018年11月28日

出立の日

 

駅まで見送ってもらった

流石に涙が出そうになった

 

でも

 

行かなきゃならない!

 

とりあえずの洋服とチョッとした小物が入ったキャリーバックを引き、空港へ

 

当面の現金とクレジットカードが有れば、

何とかなる

 

あとは、飛行機に乗るだけ

 

イミグレーションを通り、フライトを待つ

 

一人寂しく、ビールを飲みながら搭乗時刻を待つ

 

走馬灯のように、色々なことを思い出す

上手く出来るのか

帰って来れるのか

この先に何があるのか

 

考えているうちに、搭乗のアナウンス

 

飛行機に乗り込み

流れる景色を見ながら、日本に別れを告げる

 

 

いざ、ベトナムへ!

 

折れない心

負けない精神力

立ち向かう勇気