職場のミスマッチ 「休めないなら辞めます」イマドキ20代が余暇を優先する理由〈週刊朝日〉(職場のミスマッチ) Yahooニュースより
仕事のミスマッチ、職場のミスマッチ、スキルを磨きたい、キャリアを上げたい!
そんな貴方の強い味方
プロのサラリーマン育成所 所長の阿部です。
目次
1. 本日のYahooニュース
2. 私見
3. まとめ
1. 本日のYahooニュースのご紹介
今日も一つ、Yahooニュースから人事ネタを私見を交えてご紹介したいと思います。
本日のニュースはこちら!
「休めないなら辞めます」イマドキ20代が余暇を優先する理由〈週刊朝日〉
週刊朝日さんの記事ですね。
さすが、マスメディアの記事ということもあって、5ページにわたって生の声まで載っています。
少し長い記事なので、かいつまんで要約しますと、
・最近の学生さんは就職活動時に夜中や土日に希望する会社に電話をしてみて、深夜残業や土日出勤がないかを、電話に誰かが出るかでチェックをしている人もいる。
・学生さんも企業が採用募集時に公表する平均残業時間や有休消化率を「全く信用できないから」と言っている
・記事では、昨今の学生さんや新社会人は今後のサラリーマン生活でもそれほど給料が上がることは期待できないので、せめて休暇はしっかり取れるところで働きたいと考えているのではないかと分析している。
・ある事例をあげている。新入社員が入社1年目の9月に海外旅行に行くために5日間の有給願を上司に出したところ、上司から「有給休暇は、1年目から取るものじゃない」と有給申請を却下された。
・その新入社員は休みが取りやすいという環境も入社の大きな動機だったため、反発心に火が付き、「せっかく与えられた初めての有給休暇なのに、休みたいときに休めないんなら、辞めます」と言い放ち、結果は有給取得を認められた。
・中間管理職の人が「今の新入社員は、まだ仕事も覚えていない半人前なのに、自己主張だけは一人前。ですが、時代が時代なだけに、休みたいという声を真っ向から否定することもできない。どうやって歩み寄ればいいのか」と嘆いているらしい。
・金融機関の人が「昔も今も、基幹社員として一人前になるには、首までどっぷり仕事につかる期間が必要なはず。今でいう“サービス残業”も、昔は自主的な“学びの時間”で、それが会社にも認められていた。」と言っている。
・若者は、決して怠けようとか、楽をしたいわけではなく、むしろ向上心は強いようなのだ。
・かつての働き方は、当たり前の権利がないがしろにされてきた側面もある。それを踏まえ、余暇をストレートに主張する“新人種”に、どう向き合うか。企業にも、先輩社員にも、力量が問われている。
んー
なんかですねー、
週刊誌系の記事だからなのか、論点がはっきりしないんですよねー。
インタビューの内容ばかりで、イマドキの20代だ余暇を優先する理由がいまいちハッキリしない。
しかも、インタビューしてるのが中間管理職の方が多いようで、会社側、上司側の意見、考え方が多い。
もう少し、20代の生の声を聞きたかったなー
という感じです。
2. 私見
なんか色々な方のインタビューが入ってて、何を言いたいのか、本当はどうなのか、良くわからない記事になってしまってる気がしますが、ここから私見です。
休みたいなら休ませて当たり前
「有給休暇は、1年目から取るものじゃない」
は確かに、わたくしが新入社員で入った時もそういう風潮がありましたよ。
古き悪しき風習
でしかないでしょ。
やることやってりゃ休もうが仕事してようがゲームしてようが関係ないでしょ!
少し、極端な言い方をしてはいますが、会社に給料以上の成果を提供していれば、とやかく言われる筋合いはないんですけどね。
休みを取らないことが仕事、仕事をしていることが美徳、みたいな感覚は、もういい加減に卒業しないと。
でもね、上述したことを逆に書けば、
休むんだったら仕事しろよ
とも言えるということを、知っておかなくてはなりません。
わたくしも、上司に言われたんですが
権利を主張するのは義務を果たしてからだ
ごもっともですね。
今でも覚えてます。
がビーン
ときました。
有給使って旅行行くのは結構!
めいっぱい仕事して、旅行中も自分がいなくても仕事が滞ることのないように準備をして、それから、いってらっしゃい!
それから、一つどーしても気になるのが、言い返した新入社員さん。
新入社員に限らず、
〇〇できない、してくれないなら辞めます
これは絶対ダメです。
辞めるのは自由ですが、これは
会社側に対する脅し
です。
給料もらって働かせてもらってるのに、
脅すとは言語道断!
休みたいなら、ちゃんと理路整然と、有給を取ってはいけない理由を伺って、人事部にも問い合わせて、取ればいい。それでも取れないなら、
職場のミスマッチでしょう。次を決めてから、お辞めなさい。
3. まとめ
結局、なぜ20代の人が余暇を重視するのかは良くわからないのですが、金融機関の方が仰っているように、
昔も今も、基幹社員として一人前になるには、首までどっぷり仕事につかる期間が必要
これはわたくしも、そう思ういます。
夢や希望を叶えるために、スキルを磨き、キャリアを上げるためにはどうしても、仕事に浸かる時期と時間が必要になると実経験上は感じています。
ただ、生き方は千差万別で
特に偉くもなりたくないし、金もメシを食えるだけもらえればいいやー
という方は、仕事に浸かる必要もないですし、それなりの仕事をして残りの時間は自由に使えば良いと思いますよ。
ただ、
それでも、職を失うリスク、その余暇を楽しく過ごすことが出来なくなるくらい困窮する可能性も少なからずある
ということは認識しておくべきでしょう。
わたくしから見ると、その危機感が一番欠如しているのは
今の中年
のように思いますけどね。
若い人はまだまだ大丈夫。
中年が会社にしがみ付き始めたら、危険信号です。
以上、仕事のミスマッチ、職場のミスマッチ、スキルを磨きたい、キャリアを上げたい!
そんな貴方の強い味方
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