リストラの後の人生/ 転職失敗！ 瀬戸際
仕事が合わない、会社が合わない、スキルを磨きたい、キャリアを上げたい！
そんな貴方の強い味方
プロのサラリーマン育成所 所長の阿部です。
目次
- リストラの後の人生
- 転職失敗体験談 瀬戸際
1. リストラの後の人生
ボチボチ、夏休みの入ったサラリーマンも多いのか、電車が空いてますね。
快適な通勤電車です。
こんな日常も
会社の不条理な采配で一変する。
そう！リストラ！
読者さんの中にもリストラを実際にされた方、されかかっている方、いるかもしれません。
読者さんはご存知の通り、
ワタクシもリストラ、というか会社を理不尽にクビになったことのあるサラリーマンです。
だからこそ、自分も知っているからこそ言える
我々サラリーマンの無力さ
どんなに会社に貢献しようと、どんなに長く同じ会社に勤めていようと、
会社は容赦無く、社員を斬る
斬られた人の今後の人生など御構い無しに
会社の存続、残された人が優先
リストラ宣告された日の帰りの電車で、我々サラリーマンは初めて気がつく
我々はなんて無力なんだと
理不尽に抗っても良い。
理不尽を相手取って訴訟を起こして勝つことは出来る。
でも、自分の居場所はないし、その場所には戻れない。
戻りたくもない
でも、行き場もない
翌朝、目覚めた時に襲いかかる行き場がないという恐怖
自分がどれだけ会社というものに従属していたかを思い知らされる瞬間
身体も丈夫、頭も使える、でも使う場所がない、という現実
身体も頭も大丈夫だからこ考えてしまう、未来。でも、暗闇に包まれて、何も見えない。
ワタクシは、帰路にたった相談者さんたちに、必ず
夢や希望はなんですか？
と聞いています。
その夢や希望を叶えるために必要であれば、転職もありですと。
でもね、
リストラされて明日も見えない人には夢や希望も持てない
夢や希望はサラリーマンでいるからこそ、働く場所があるからこそ持てうるもの
だということを知っています。
これはとても大事なことなんですね。
サラリーマンでいることに嘆き、愚痴り、現場に不満を抱く。それはいい。仕方がない。
でも、会社に対する愚痴を言えること自体が居場所があるという裏返しで、居場所がある、働く場所がある時にしか夢や希望を持てない。
だから、たまに立ち止まって、自分に問いかけて下さい
自分の夢はなんだ？
自分の希望はなんだ？
今の自分はその道程にいるか？
今、自分は何をすべきか？
リストラの後は人生に夢や希望が見えなくなる。
だから、見える時に見つけておくべきだとワタクシは思うのです。
2. 転職失敗体験談 瀬戸際
ホテルのラスボスとのバトルも終わり、
とうとう持ち球を投げ切ってしまった
後は結果を待つのみ。
スポーツメーカーか、はたまたMさんのホテルか、はたまた
両方ダメで、まだこの会社で戦い続けなくてはならないのか
季節は冬。もう12月。年内に決めて、晴れ晴れした気持ちで新年を迎えたいという思いが強かった。
最後の戦友のTさんがやって来て、
Tさん: どうすか、阿部さん。
ワタクシ: Tさんこそ、どうすか。ワタクシは例のスポーツメーカーとホテルの面接終わって結果待ちっす。
Tさん: そうなんすか！もう、そこまで行ってるんだ！ホテルは大丈夫でしょー。一応、紹介でしょ？大丈夫でしょー。
自分も1社面接行って来ました。ここがダメなら古巣に戻ります。
ワタクシ: もう、古巣の社長には話したんすか？
Tさん: ええ。いつでも戻って来て良いよって行って下さいました。
ワタクシ: そうなんですかー。やっぱり、年内決着ですね。
Tさん:そうですね。阿部さんも年内決着しそうじゃないすか。
ワタクシ: だと良いんですが...
ホテルのラスボスとバトルを思い出して、くるくる回っていたペンに一抹の不安を感じていました。
次回予告ー！
夏休み前特別企画 転職失敗体験談
決末
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