転職失敗体験談 夏休み前特別企画 決末
仕事が合わない、会社が合わない、スキルを磨きたい、キャリアを上げたい!
そんな貴方の強い味方
プロのサラリーマン育成所 所長の阿部です。
本日は、夏休み前特別企画として、長々と話しをしてきました、
某会社に於ける転職失敗体験談のクライマックス
決末
をお送りします。
6月に転職して来た会社で迎える12月。
今まで色んな経験をして来たけれど、ここまで仕事以外のことで追い込まれたのは初めてでした。
6月の入社初日。
尊敬出来て、一緒に仕事が出来るのが楽しみだった管理部長の上司が退職していることを知った。
同日、もう1人の上司になるはずだった経理部長が2週間後に退職することを知った。
転職する前に言ってくれよ...
そんなの詐欺じゃないかよ...
そんな失意を他所に、襲いかかる数々のイレギュラー
〇〇本社の経理部長であるF氏。自分では財務諸表も作れず、取締役会に出席して説明も出来ないのにも関わらず、ワタクシの上司であるかのような言動。
そのF氏のボスである副社長。この人たちが根源となり、会社を立て直し、前に進ませるための集まった傭兵たちは1人、また1人と去っていった。
F氏の下で仕事をするのだけは避けねばならないと社長に直談判して、社長直下にしてもらったものの、F氏の態度は変わらない。
そしてとうとう、最後の砦の人事部長も退社。
そんな中、国税の調査が入り、なぜか知らないがF氏の手柄で事なきを得たことになり、F氏が管理部長に昇進。
ワタクシの唯一の砦だった、社長直下というポジションもF氏の下に入ることになり、人事も総務も彼の下に入ることになった。
最後まで残った傭兵数人も、急いで次の戦場を探して、ここを離脱する決意を固めた。
一番最後の合流だったワタクシは、遅れ気味。
そんな中で、転職エージェントとして出会ったMさんが、外資系ホテルの財務マネージャーに成っており、ワタクシに
片腕になって欲しい
と。
経理屋冥利に尽きるお言葉。
二つ返事でお願いしますと快諾したが、アジア地区マネージャーのラスボスとの面接で
伝説のペン回し攻撃
を受けて苦戦。
他にも幾つか面接を受けたが、残っているのは
外資系ホテル
と
外資系スポーツメーカー
の2社のみ。
もう後がない。
この2社とも落ちたら、来年は地獄のような職場で死んだ鯖のような目をしながら仕事をしつつ、厳しさを増す転職活動を継続しなくてはならない。
そんな切羽詰まった年の瀬12月。
ホテルのラスボスとの面接が終わって数日後、携帯が鳴った。
Mさんからだ
ワタクシ: モシモシ、阿部です。
Mさん: ああ阿部さん、Mですけど、先日は面接お疲れ様でした。
ワタクシ: いや、こちらこそありがとうございました。
それで、如何でしたか?
Mさん: うん、それなんだけどね....
ゴメン、ダメだった....
ダメだった...
ダメだった...
ダメだった...
ワタクシ: え、あ、ああ、そ、そうですか、ダ、ダメ、でしたか。ああ、そうですか
なんとかなりませんか?
みっともなくも、つい出てしまった言葉...
Mさん: ゴメン。ウチのボスがどうしてもAP、ARの経験もない人は取れないと言っててね。かなり進言したんだけど、僕もまだ此処での力がないから、あまり無理も言えず...
こちらから、お願いしたのに本当に申し訳ない
ワタクシ そ、そうですか....。わかりました。こちらこそ、色々ありがとうございました。
声を掛けて頂いて嬉しかったです。
ありがとうございました。
Mさん: じゃあ、失礼します
ガチャン
.........。
.......。
....。
ヤバい、ヤバい、ヤバい!
頼みの綱のホテルがダメだった!
ヤバい、ヤバい、ヤバい!
いよいよ追い詰められた。
本当に後がなくなった。
スポーツメーカーが落ちてたら、終わりだ!
しかも、スポーツメーカーの面接は自信がない!ホテルという本命があったから、結構、高飛車に
ワタクシはあなた方とも働いてみたい
みたいなことも言っちまった
失意の中、世間はクリスマス。
みんな楽しく幸せそう。
仕事も終わり、うな垂れながら地下鉄に乗りかえようとすると、携帯が鳴った。
エージェントだ
ワタクシ: モシモシ、阿部です。
エージェント: 阿部さん、〇〇です。お世話になります。先ほど、例のスポーツメーカーから連絡ありました。
ワタクシ: そうですか。ダメでしたか。
エージェント: 何言ってるんですか、
内定出ましたよ!
内定出ましたよ!
内定出ましたよ!
内定出ましたよ!
ワタクシ:....
よっしゃー!
よし、よし、よし!
ワタクシ、恥ずかしながら地下鉄駅構内にも関わらず、大声を出してました!
マジです!
次回予告ー!
F氏とのラストバトル
今日もお読み頂き、ありがとうございました!
当育成所のサラリーマン・OL相談、まだ空き枠ございます。
以上、仕事が合わない、会社が合わない、スキルを磨きたい、キャリアを上げたい!
そんな貴方の強い味方
プロのサラリーマン育成所 所長の阿部でした!