サラリーマン達のコンサルタント The Professional Salarymen

サラリーマン・ウーマンの悩みや不安を解消するブログ

もう誰も死なせない――IT業界で働くエンジニアに必要な「勇気」:IT訴訟解説 Yahooニュース

仕事が合わない、会社が合わない、スキルを磨きたい、キャリアを上げたい!

そんなサラリーマン達のコンサルタント

The Professional Salarymen

サラリーマンよ、戦闘力を上げろ!

プロサラの阿部です。

 

今日もYahooニュースから現代サラリーマンを見て行きましょう。

 

本日のニュースはこちら。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

長時間労働による過労死が認められるかが争われた裁判の解説です。

 

結論から言うと、

 

過労死として認められました。

裁判所はソフト開発会社の責任を認め、損害賠償の支払いを命じました。

 

それは良かったということなのですが、ここからが本件の主題です。

 

裁判所は過労死を認めましたが、

 

損害賠償の金額が50%減額されました。裁判所が示した理由は社員が自らの健康に対するケアを怠ったから

 

だそうです。

本裁判は

 

会社に安全配慮義務を求めるのは、社員の「権利」であり「義務」である

 

ということを示していると、記事では仰ってます。

 

記事でも分かりやすく説明頂いているので、是非、ご一読頂きたいのですが、

 

企業の安全配慮義務をワタクシなりに解説しますと、

 

会社は、社員が「長時間労働で体調悪いです」と言われてから「おお、直ぐに行って来い」

では既に遅く、

 

長時間労働で体調が悪くならないように配慮しなくてはならない

 

ということです。

もちろん、

 

体調悪いと言っているのに、なんの改善も対応もしない会社は論外

 

です。そんな会社は潰れてよし。

 

安全配慮義務

 

義務ですから、

 

企業は安全配慮をしなくてはならない

 

ということです。

 

そして、企業に安全配慮義務を求めるのは社員の権利であり義務である

 

と。

 

要は、体調悪くなりそうなくらい仕事が降ってきたら、

 

社員は会社に対して、

 

いや、さすがにこの精度と量の仕事をいついつ迄に仕上げるのはムリがあるでしょ

 

と言えるし、言わなくてはならない

 

ということ。

 

筆者さんはIT企業でシコタマ働いていた方で、自分もそういうことが結構あったと。

ワタクシもIPO準備会社にいたので、負荷がかかる時期には連日の晩御飯が夜中の2時という生活が半年

なんてこともありました。

 

なので、この話はIT業界に限った話ではなく、

 

全サラリーマンに知っておいて頂きたいお話なんです。

 

いつも言っていますが、

 

会社はわれわれを守ってはくれないんです。

自分の身は自分で守らなきゃいけないんです。

 

過酷な労働で精神疾患になっても、会社は面倒見てなんてくれません。

裁判起こして勝ったって、幾ばくかの金が包まれるだけで、

 

精神疾患を抱えながら、我々は残りの人生を生きて行かねばならんのです。

 

心が落ちつかず、仕事に集中できず、休みがちになり、収入も仕事も安定しない。

 

そんな状況に追い込んだ会社は利益を上げ続け、一部の人が高笑いしてベンツを乗り回している傍で、毎日の仕事に行くのに必死に戦っている人たちがいる。

 

貴方がいくら崇高な思いでサラリーマンとして必死に会社のために貢献しても、

 

いざとなったら会社はわれわれサラリーマンを切り捨てる

 

でなければ、会社が生き残れませんから

 

そんなこと言ったって、社長や上司に、こんなに仕事出来ません、なんて言えないよ

 

そうですね。フツーの日本人サラリーマンは言わない、言えないですよね

 

でもね、筆者さんも言っている通り、

 

言わなくてはならないこと

 

なんだということを自覚して下さい。

 

それでも、言えないなら

 

その会社、辞めましょう

 

安全配慮義務を怠る会社です。

辞めて良し

 

プロサラでは、転職の際に

 

次の会社が決まるまでは現社に留まる

 

ことをお勧めしています。

しかし、唯一の例外が

 

精神疾患を患いそうな会社にお勤めの場合

 

速攻で辞めることをお勧めしています。

 

現に、プロサラの相談者さんのお一人が強烈なパワハラで病気になりかかっていたようなので、病院に行ってもらって、速攻お辞めになりました。

現在、有休消化しながら転職活動中です。

 

精神疾患を患ってからでは、次の仕事どころか、転職活動にも支障をきたします。

 

だから、

 

病気になる前に辞めるしかない

 

貴方が病気になってしまうと、貴方が守りたい人たちを守れなくなってしまいます。

 

だから、

 

先ずは自分の身を守って下さい。

 

同じ給料で仕事量2/3くらいの会社は必ず探せばあります。

 

記事でも言ってます。

 

大事なのは「勇気」!

一言言う勇気、一歩踏み出す勇気。

そのチョッとした勇気が、貴方だけではなく貴方が守りたい人も守るのだということを知って下さい。

 

11社経験してるワタクシ、プロサラの阿部の提言です。

 

良い記事でした。

もっと色々書きたいのですが、出勤時刻なので今日はこの辺で。

 

サラリーマンに仕事に悩んでいる方、ご相談下さい。

coconala.com

 

 

今日もお読み頂きありがとうございました!

 

以上、仕事が合わない、会社が合わない、スキルを磨きたい、キャリアを上げたい!

そんなサラリーマン達のコンサルタント

The Professional Salarymen

略してプロサラの阿部でした!