役員のパワハラ・セクハラ行為…解雇はできる? Yahooニュース
仕事が合わない、会社が合わない、スキルを磨きたい、キャリアを上げたい!
そんなサラリーマン達のコンサルタント
The Professional Salarymen
略してプロサラの阿部です。
今日も1つYahooニュースをプロサラの視点からお伝えします。
本日のYahooニュースはこちら。
昨日に続き、ハラスメントのニュースです。
昨日のニュースはハラスメントをする対象が
「従業員」
でしたが、今日の記事では
「役員」
が対象です。
確かに、上司や同僚といった「従業員」の場合には就業規則に則って
懲戒解雇
出来ると考えますが、役員はどうなんでしょう?
記事によると、
役員も従業員同様に就業規則の縛りを受けるので、就業規則に懲戒解雇の適用要件等を謳っておけば、
懲戒解雇の適用対象になる
と、弁護士さんが仰ってますね。
これは、なるほどです。
ハラスメントを受けていた人で、相手が役員だったので、会社に相談するのを躊躇していた人には参考になるかもしれないと思い、本日のニュースとして取り上げました。
ここからはプロサラとしての見解ですが、昨日もお話しした通り、
ハラスメントに遭っている方。
直ぐにその会社を辞めて良いですからね!
プロサラの格言に
次が決まるまで今の会社は辞めない方が良い
というのがあります。
これは、転職先が決まる前に退職してしまうと、無職者として市場価値が落ちたり、経済的な不安から妥協してはいけない条件でも転職してしまう可能性を生むからです。
ですが、
ハラスメントは違います!
もう一つプロサラの格言に
パワハラ、セクハラは耐えなくて良い
というのがあります。
これは、前述したように、次が決まるまで辞めずにパワハラ、セクハラを耐えていると
心身が病んでしまい、将来に渡って仕事が出来なくなる可能性があるから
です。
パワハラ、セクハラに限らず、ハラスメントはやっている本人が気づいていないのかもしれませんが、
耐えている被害者自身も自分の心にどれだけの傷、ダメージを受けているか、気がついていない場合があります。
非常に危険な状態で、気がついた時には心のダメージが大きく、会社に行きたくなくなったり、人と会ったり話したりするのが怖くなってしまっていることがあります。
ハラスメントの原因を取り除くことで、元の心の状態に戻れれば良いのですが、
ハラスメントは想像以上に心に傷を残し、原因を取り除いても心の傷が癒えないこともあります。
ですから、ハラスメントを受けている人は
耐えずに、辞めてしまっていいんです!
会社は我々を守ってはくれません。
今回に記事に役員も懲戒解雇の対象になると書かれています。
法律上はそうでしょう。
ですが、実際に役員からハラスメントを受けていた時に、その役員が仕事では会社に多大なる貢献をしている人物であったら、
ハラスメントを理由に会社は役員を懲戒解雇するか?懲戒解雇しないまでも、注意をしてくれるか?
ワタクシは甚だ疑問です。
そんなことをしたら、そのハラスメント役員からもっと酷いハラスメントを受けるかもしれない
会社はハラスメント役員を助ける為に被害者を責めてくるかもしれない
会社も国(法律)も我々サラリーマンを守ってはくれない
んです。
自分の身は自分で守らなきゃならない
だから、
ハラスメントを受けている人は、ソッコーで辞めて良し!
困っている方、苦しんでいる方、ご相談下さい。
今日もお読み頂きありがとうございました!
以上、仕事が合わない、会社が合わない、スキルを磨きたい、キャリアを上げたい!
そんなサラリーマン達のコンサルタント
The Professional Salarymen
略してプロサラの阿部でした!