経営破綻寸前の企業にチャンスも!? あなたが「転職すべき会社」の正しい見つけ方 Yahooニュース
仕事が合わない、会社が合わない、スキルを磨きたい、キャリアを上げたい!
そんなサラリーマン・ウーマン達のコンサルタント
The Professional Salarymen
略してプロサラの阿部です。
今日も一つYahooニュースをプロサラの視点でお届けします。
本日のYahooニュースはこちら。
いやー、こちらの記事
素晴らしい!
久しぶりに、
まさにその通り!
という記事を読ませて頂きました!
是非、みなさんにもご一読頂きたい。
あくまでも、転職する!
という
決意と覚悟
をした後の話ですが、
転職先を探す際に重要なキーポイントの一つが
転職先の成長ステージ
です。
記事にもありますが、企業の成長ステージは
草創期・拡大期・多角期・変革期など
業種、業態、細分化の別によっても異なりますが、大まかにはこの通りだと思います。
記事の言葉も借りながら、
10回の転職、11社でのサラリーマン人生を送ることで、全てのステージじで働いたことのあるワタクシが、それぞれのステージを主観でお話しします。
記事ではそれぞれの成長ステージの特徴も書かれています。
■仕組みもルールもない、混沌とした「草創期」企業
俗に言うスタートアップ企業ですね。パソコンを買って、社長の頭の中にあるビジネスを形にして、ビジネスにして行きます。
0から1を作り出すステージ
です。
なんでも自分でやらなければなりませんが、なんでも自分で出来ます。そういった仕事が楽しく感じられる人には最高のステージです。
ただし、0から1をうまく作り出せなかった場合、会社自体がなくなるリスクを負います。
そのリスクを負う見返りは、会社の創世記メンバーとして、会社が成長した暁には幹部や役員に成れる可能性も高い。
■マーケットを広げ、組織整備を進める「拡大期」企業
0から1を乗り越えたので、
1を5にする会社、仕事のステージ
です。
売上を伸ばす、企業規模を大きくしていく時期です。
仕事は相変わらず多岐にわたり、
もっとも業務量が増大する時期
とワタクシは思っています。
やってもやっても終わらない、終電で帰る日々。ですが、会社には熱気が溢れ、仕事をしている充実感、全員で一丸となって仕事に取り組むダイナミズムのようなものも感じられます。
IPOの準備を始めるのもこのステージが多いですね。
ただし、うまく成長軌道に乗せられなかったりすると、リストラや倒産のリスクは相変わらず残ります。
また、かなりの激務のことが多いので、時間を気にせず仕事だけを3年間やる!くらいの覚悟がないと厳しいと思いますね。まだ給料も安いステージですし。
会社の安定性も、仕事がハードな面も、給料額も考えると、
転職先としてはもっともリスキーなステージ
ではないかとワタクシは思います。
ですが、リスクを負ってこのステージを乗り切った人への見返りは大きい。
やはり、1を5にする過程で、様々なスキルとキャリアを身につけます。これは今後のサラリーマン人生の大きな武器になる。それに給料も徐々に上がっていき、気がつけば結構な額をもらえる会社もあります。IPOを成功させれば、ストックオプションなどで家1軒買うのも夢じゃない。
そして、幹部として長く会社の経営等に携われる可能性も膨らみます。
リスクはでかいがリターンもでかいステージ
ですね。
■社内の資源を活用し、新しい展開へ進む「多角期」
本業は安定したところで、
新たな0から1を作り出したり
5を7にする
ステージです。
会社としてはもっとも安定した状態で、
会社に全ての時間を使うことなく、仕事も楽しく、プライベートも楽しく
のステージだとワタクシは思っています。
やれることは沢山ありますが、やるかどうかも自分のワークライフバランスなどを考慮しながら決められるでしょう。
会社の安定性からも、仕事の量的にもリスクがもっとも低い企業状態
だとワタクシは思います。
ただし、リスクが低い分
給料の大幅な増額や、飛び道具となるようなスキルやキャリアを積みづらい
環境になる可能性があり、リターンもそれなりだとおもいます。
長く落ち着いて働くには良いステージですね。
■改善の施策、方向転換が必要な「変革期」
メイン事業が衰退し始め、テコ入れをしたり、育ち始めた他の事業の成長を加速させたりすりステージですね。
このステージの最大の特徴は
社長、役員の覚悟!
とワタクシは思っていましたが、記事にもそう書かれていました。
素晴らしい!
ワタクシ事で恐縮ですが、ワタクシがこのステージの会社に転職した際、事業テコ入れのために10人ほどの事業再生部隊で改革に取り組みましたが、
道半ばで、
社長自身が「もう、いい!イヤイヤ!何も聞きたくない!ボクちゃんは今のままでいいから、もうみんな何も言わないで!」
となりました(笑)。
古くからいる人たちは、中核となるビジネスにメスが入ったり、やり方を変えたり、変化させることに異常に抵抗を示すことがあります。
社長や役員が衰退する会社を立て直すために、なんでもする!
という覚悟がないと、上手くいきません。
なので、このステージも我々サラリーマンにはそこそこリスクが高いです。
途中で行き詰まって、会社に衰退によりリストラ、倒産などのリスクもありますし、賞与減額や閉塞感を感じる環境になることリスクとして考えておくべきでしょう。
ただし、給料水準はそれほど低くないのと、改革を進める上で得られるスキルやキャリアは我々の武器になります。成功すれば役員登用や幹部になれる可能性もあります。
いやー、お話ししたいことが沢山あって熱くなってしまいました。
転職でもお悩みの方はご相談下さい。
今日もお読み頂きありがとうございました!
以上、仕事が合わない、会社が合わない、スキルを磨きたい、キャリアを上げたい!
そんなサラリーマン・ウーマン達のコンサルタント
The Professional Salarymen
略してプロサラの阿部でした!