「俺が憲法だ!」クビ切り社長が食らった法律の手痛いしっぺ返し Yahooニュース
仕事が合わない、会社が合わない、スキルを磨きたい、キャリアを上げたい!
そんなサラリーマン・ウーマン達のコンサルタント
The Professional Salaryme略してプロサラの阿部です。
今日も一つYahooニュースをプロサラの視点でお届けします。
本日のYahooニュースはこちら。
少し長い記事なんですが、要約しますと、
- 社員が火傷の治療をするために2週間の通院が必要で、その間毎日1時間早く早退させて欲しいと社長にお願いした
- 社長は1時間なら業務に支障もないだろうと、賃金を減らすことなく1時間の早退を許可した
- 社長が他の社員が熱発したのでお見舞いに行くと、そこに火傷で通院しているはずの社員がいた
- 火傷の社員は熱発社員を見舞うために病院には行かなかった
- 社長は激おこプンプン丸になった
- 社長は翌日、火傷社員を呼び出して、嘘をついて早退したことを理由にクビを言い渡した
- 数日後、火傷社員の父親が会社を訪れ、ウチの娘をクビにするとはどういう事だ、と詰め寄った
- 社長は事の経緯を説明したが、火傷社員父は、そんなことでクビに出来るのか、労基署に訴えてやる!
- 困った社長が社労士に相談したところ、簡単に解雇には出来ないんですよとたしなめられて、対応策を協議して、火傷社員や父に謝罪して、見舞金を支払って事なきを得た
って感じです。
即日解雇は相当な理由がない限り出来ない、解雇権の乱用は自分や会社に被害が及ぶということを認識している中小企業の社長は多くなってきているとは言え、まだいらっしゃるのかもしれませんね。
我々はサラリーマンなので、社長のことは置いておいて、
この話で問題なのは
火傷社員
ですよね。
ワタクシが火傷社員の何を問題視しているか。
嘘をついた事?
いやー、よくある話でしょ。会社に嘘ついてサボるとか。
では何か。
プロサラの格言に
社員の善意に甘える会社は辞めて良し
というのがあります。
会社は我々サラリーマン・ウーマンが何も言わないと、すぐに調子に乗って我々の善意に甘えてきます。
ですが、それは
当然に我々サラリーマン・ウーマンにも言えること
です。
逆もまた真なり
で、
会社の善意に甘える社員は斬られても仕方ない
と考えるべきです。
即日解雇は流石に行き過ぎですが、ジワジワと退職を促すように働きかけられたとしても、仕方ないですよね。
会社とサラリーマン・ウーマンはフィフティー フィフティーだとプロサラでは考えています。
火傷社員は会社からの善意に甘えて、そこに胡座をかいた。油断したという日本語が適切かわかりませんが、会社は通院するためならと給与カットもせずに快く早退させてくれた。
そこに火傷社員は甘えてしまった。
通院後、もしくは会社にヒトコト言ってから見舞いに行くだけで良かった。
筋が通ってない
わざわざ出てくる親も親なんですが、そこはおいて起きましょう。人それぞれですから。
ですが、あえてもう一度申し上げます。
会社の善意に甘える社員は斬られても仕方ない
会社から善意を受けたら、全力でお返ししましょう。
タダほど怖いものはないですよ!
労務問題でもお悩みの方、ご相談下さい!
今日もお読み頂きありがとうございました!
以上、仕事が合わない、会社が合わない、スキルを磨きたい、キャリアを上げたい!
そんなサラリーマン・ウーマン達のコンサルタント
The Professional Salarymen
略してプロサラの阿部でした!