転職サイトの注意事項。転職サイト使用時には…
いまや、Webで「転職」と検索すれば多くの転職サイトが存在します。
大手から、中小までよりどりみどり!
ですが、転職サイトを使うときにも
注意が必要です!
サラリーマン・ウーマンの悩みや不安を解消する!
併せて転職16回。サラリーマン・ウーマン達のコンサルタント
The Professional Salarymen
略してプロサラの阿部です。
プロサラの視点で転職サイト使用時の注意事項をお伝えします。
参考にさせて頂いたYahooニュースはこちら。
超大手の転職サイト
マイナビ転職
の編集長さんとのQ & A 方式の記事ですね。
1. 2018年の転職市場
ワタクシの私見は後でお話させてもらうとして、まずは記事を拝見すると、興味深いことを仰っています。
”実はそれほど売り手市場でもない、2018年の転職事情
2017年以前から、転職は「売り手市場」だと世の中は盛り上がっています。それに伴い、求人件数も劇的に増えていると思われがちですが、そうでもありません。“
へーって感じですよね。
なぜなれば、
“大手企業の求人が増えるにつれ、「うちのような会社が募集しても、戦えないだろう」と採用を諦める中小企業が出始めるなど、求人案件数そのものは微増しているものの、激増するには至っておりません。”
あー、なるほどねー、という感じです。
ここはとても参考になりました。
ここからも色々お話なさってますが、以降はワタクシの私見を交えながらお伝えしたいと思います。
1. 転職サイトの利用料が無料の訳
マイナビさんは、
“われわれ転職情報サイトの役割は、「求人企業の魅力を正しく求職者に伝え、求職者にご自身の可能性を見いだしていただく、そのお手伝いをすること」だと考えています。”
と仰ってます。
ワタクシも長年に渡って転職活動を実践してきて、マイナビさんをはじめ、多くの転職サイトを利用させてもらいました。
かつ、企業側の管理部長として転職サイトで求人を掲載させてもらったこともあります。
そんなワタクシの経験から言わせて頂くと、
やはり転職サイトも企業側を向かざるを得ない
ということですね。
そう言った意味では、編集長が仰っている
“求人企業の魅力を正しく求職者に伝える”
ところは出来るでしょう。
なぜなれば、
金を払うのは企業側
ですからね。一般の転職サイトは、我々求職者側は無料で使えます。その代わり、求人を掲載する会社側は、専用のページを作ってもらい、1ヶ月いくら、スカウトメール機能をつけるといくら、といった料金を転職サイトにお支払いします。
そりゃあ、お金を払ってくれる企業を魅力的な企業として掲載し、転職希望者を募れるようにするのが、転職サイトの至上命題になる
わけです。
そう言った意味では、
転職希望者側には立っていない
ということです。ですから、
“求職者にご自身の可能性を見いだしていただく”
ということになります。
言い方悪いですが、
求人情報を見て、自分で自分の可能性を見つけてね
と言ってるわけですね。
それはそれで仕方ないですよね。転職サイトも商売ですし、我々は無料で利用させてもらえるわけですから。
ですから、我々転職者側は
無料であるということは、そこには無料なりのリスクが潜んでいる
ことを認識した上で、転職サイトを利用しなければいけません。
2. 転職サイトにも限界はある
クライアントである会社が、自分から
ウチの会社は毎日深夜まで働いてもらってる
とか
実は鬱病で昨年3人辞めてる
とか
社長はパワハラ野郎です!
なんて言うわけないし、転職サイトも書くわけない。
良い部分は見えても、見せたくない部分は見せません。
だから、我々転職希望者は
細心の注意を払って企業研究をしなければならぬのです。
ああ、なら転職エージェントを使えば良いや、と思った方。
残念!
転職エージェントもビジネススキームとしては、会社側がクライアントでお金を払ってくれるので、企業側を向いて仕事をします。
転職サイトも転職エージェントも、企業側を向いていますし、その恩恵で我々は無料で利用させてもらうんですから、我々もリスクを負って利用するしかないんですね。
3. 転職サイトでマッチした会社を見つける可能性
記事では、共感できることも仰ってます。
“どの企業も転職者には「即戦力」を求めています。これは、大手も中小企業も変わりません。しかし、理想を100%満たす人材は、容易に見つかるものではありません。”
これは、プロサラ格言
転3. 自分の望みに100%マッチする会社は99%ない
に近似してますね。会社側も同じってことですね。
最後の方で、興味深いことも仰ってます。
“「マイナビ転職」は「求職者の“可能性”が見つかるサービス」にしなければならないとも考えています。
「転職者の7割近くが、自分のやりたいことを見つけ出せていない」と聞いたことがあります。「いや、勤務地と職種ぐらいは決まっているだろう」と思うかもしれませんが、そうでもありません。「なぜ転職したいのか」もよく分かっていない人も多いというのが実情です。そこで、まずは「自分のやりたいことが分かる」という仕組みを作らなければなりません。”
ここはとても大事ですね。
転職者に限らず、サラリーマン・ウーマンは
なぜ、今の仕事をしているのか
そして
これから何をしていきたいのか
を自分で認識しておく必要があると思うんですね。
そして、それらを知る方法は
唯一、自分との対話
でしかないと、ワタクシは現行では考えています。
プロサラへの相談者さんにも、同じような悩みの方がいらっしゃいます。
もし、転職サイトを見たり利用することで、これらの「なぜ」「なに」の答えに近づけるなら、とても興味深いですね。
お悩みの方、ご相談下さい。
今日もお読み頂きありがとうございました!
以上、
サラリーマン・ウーマンの悩みや不安を解消する!
併せて転職16回。サラリーマン・ウーマン達のコンサルタント
The Professional Salarymen
略してプロサラの阿部でした!