日本人が転職で給与アップよりも重要視している転職理由
転職理由は人それぞれですが、
日本人は転職で、給与アップよりも重要視しているものがある
というデータがニュースにありました。
サラリーマン・ウーマンの悩みや不安を解消したい!
併せて転職16回、サラリーマン・ウーマンのコンサルタント
The Professional Salarymen
略してプロサラの阿部です。
今日は転職理由に関してお話したいと思います。
1. 転職で給与アップよりも重要視している転職理由
日本人は転職時に年収よりも強く求めているものがある
ということがわかる記事のデータを拝見すると
非常に興味深い。
日本人は
給与水準が上がる転職先だけを検討している: 26%
給与水準が前職と同等であれば検討する: 47%
給与水準が前職よりも下がっても検討する: 28%
参考では、
給与水準が上がる転職先だけを検討している
インド: 81%, 中国: 63%
日本に比べると、給料を上げるための転職を志す人が多いようですね。
では、日本人は転職において給与以外に何を重視して転職を志すのか。
良好な職場の人間関係: 56%
自分の希望する仕事内容: 51%
適切な勤務時間・休日: 49%
高い賃金・福利厚生: 39%
の順になっています。
諸外国では
高い賃金・福利厚生の割合が、軒並み50%を超えており、東南アジア諸外国では80%近いところもあります。
2. なぜ、給与アップよりも人間関係を重視しるのか
では、なぜ日本人は給与よりも会社での人間関係や仕事内容を重要視するのか?
ここからは私見です。
日本人は人生において、会社・仕事が占める割合が高すぎる!
のだと思うのですね。
「割合」とは、時間しかり、気持ちの配分しかり、あらゆる面において、という意味です。
日本人は、丁稚奉公のようにやっすい給料で働いたり、サービス残業あったり、雪が降ろうが地震が来ようが出勤したり、会社のためと時間も身体も人生の大半を捧げる人も多く見受けられます。
そんな人生の大半の時間や頭の中を費やすところだからこそ、人間関係がギクシャクしてると、居づらい・やりづらい。
仕事内容も面白くないと、続けられない。
のではなかろうかと思ったりするわけです。
かく言うワタクシも若かりし頃は、サラリーマンとしてクソ働きました。
ワタクシの場合は鼻から自分のスキル磨き・キャリアアップのためだったので、給料や人間関係よりも
何をやらせてもらえるか
だけで会社を選び渡り歩いて来たわけですが、
例えば一つ会社で長く勤めて、そんな高給取りじゃなくても、たまに美味しいものを食べて家族と平穏な生活を過ごすことが目的であるならば、たしかに転職時の優先順位は給与でなく、人間関係であったり、長く勤められそうな仕事の内容であったりするでしょう。
しかも、日本では就職活動するまでは、自分が何で食べて行くのか、生きていくのか、検討する・考える時間を与えられる事はほぼない。
だから、横並びで一斉に会社に入社して、横並びで総合職という名で色々な仕事を幅広く覚えて、横並びで上がっていく。
金太郎アメみたいですね
それが日本の強みであった時代もありましたが、今はどうなんでしょうね。
3. 仕事は手段。プロサラが考える大切な転職理由。
プロサラ仕事格言 6番
仕6. 仕事は生きる手段であって目的ではない
前提としてサラリーマン・ウーマンにとっては、です。
結局、会社に入ってしばらく仕事をしてみたら、
自分のやりたい仕事が見つかった
とか
自分のやりたい事はこれじゃない
とか思い立ち、
自分の希望する仕事内容を求めて転職する人も多いと思いのですね。
日本の雇用システムと資本主義経済の構造、サラリーマン・ウーマンの考え方・生き方が上手く噛み合ってないとワタクシは考えています。
でも、そんなこと言ってたってしょーがない。
我々サラリーマン・ウーマンも生きて行かなきゃいけない。
どんな時代が来ても、我々サラリーマン・ウーマンのやるべき事は
会社に利益をもたらすこと
その上で、
自分の人生の手段として仕事をし、夢や理想に近づいて行ければステキな人生なんじゃないかな
とワタクシは思うのです。
悩まれている方、ご相談下さい。
今日もお読み頂きありがとうございました!
以上、
サラリーマン・ウーマンの悩みや不安を解消したい!
併せて転職16回、サラリーマン・ウーマンのコンサルタント
The Professional Salarymen
略してプロサラの阿部でした!