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サラリーマン・ウーマンの悩みや不安を解消するブログ

裁量労働制は残業代を減らす?我々はどう対応すべきか

裁量労働制が巷を賑わせています

 

我々サラリーマン・ウーマンにとって大事なことは、

 

裁量労働制を導入されると、我々サラリーマン・ウーマンは

残業代は払ってくれるの?

どうやって働くの?

何が問題なの?

 

と感じていると思います。

  

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転職回数合わせて16回、サラリーマン・ウーマン達のコンサルタント

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略してプロサラの阿部です。

  

裁量労働制に関して、プロサラの見解をお話して行きたいと思います。

 

 

 

1. そもそも、裁量労働制とは?

 

こちらの記事に非常にわかりやすく書かれています。

  

news.yahoo.co.jp

 

要は

 

裁量労働制で働いているサラリーマン・ウーマンは

 

業務の進め方に裁量を認められる

 

制度ですね。

 

上司らの指示、会社からの指示で与えられた仕事の進め方は、個人の判断で進める裁量を与える制度

 

です。

 

2. 裁量労働制のメリットは?

 

仕事を個人の裁量で進められるので、

 

与えられた仕事さえ終わらせれば、時間に束縛されることなく働ける。

18時定時の会社でも、与えられた仕事が15時に終わったら帰って良い

 

ということが可能になります。

 

なんだー、とってもステキな制度じゃないかー!

 

ところがドッコイ!

 

 

3.  裁量労働制の何が問題なのか?

 

業務の進め方に関しては裁量を認められますが、

 

業務の量に関しては裁量はない

 

ここですね。

 

例え、与えられた仕事を裁量を使ってサクサクと片付けて、15時に帰ろうと思っていたのに、与えらた仕事を片付けた瞬間、上司から

 

これもやっといて

 

と言われたら、

 

やらなければならない!

 

これが、18時に言われたら?20時に言われたら?

 

やらなければならない!

 

さー、大変です!

 

 

4. でも、残業代払ってくれるならしょーがないか...

 

これも、裁量労働制の問題点で、

 

仕事の進め方は裁量持たせてるんだから、残業代払は払わないよ!

 

って会社が言える制度なんですね。

 

だから、15時に仕事終わらせてたのに、次の仕事をやってたら20時になっちゃっても残業代はない!

 

ってことになります。

 

5. プロサラの見解

 

さて、ここからは私見です。

 

そもそも、裁量労働制は下記の職制の方々に時間に縛られない仕事の進め方が出来るように作られた制度です。

 

・研究開発
・情報処理システムの設計・分析
・取材・編集
・デザイナー
・プロデューサー・ディレクター
・その他、厚生労働大臣が中央労働委員会によって定めた業務
(コピーライター・システムコンサルタント・ゲーム用ソフトウェア開発・公認会計士・不動産鑑定士・弁理士・インテリアコーディネーター・証券アナリスト・金融工学による金融商品の開発・建築士・弁護士・税理士・中小企業診断士・大学における教授研究など)

 

ワタクシも研究開発型ベンチャーにいたことがありますからわかりますが、一旦、試験のために機械を回すと、24時間張り付いていなければならなかったりします。

 

弁護士、会計士、などの士族と言われる人たちも時間に束縛されない働き方が好まれます。

 

今回、国会でも審議されている裁量労働制がどういった形になっていくかはわかりませんが、

 

中小ベンチャーで働くサラリーマン・ウーマンにはあまり関係ないかな

 

というのが個人的な見解です。

 

偉い先生たちは

 

そんな制度を拡大したら、残業代を合法的に支払わないブラック企業が増える!

 

と、鬼の首を取りに行くかのように仰ってますが、

 

今だって、中小ベンチャーであの手この手を使って残業代を払わない会社はゴマンとあるし、

 

悪い奴は制度の隙間をついて残業代を抑えにかかるだろうし、

 

我々サラリーマン・ウーマンにとっては、違法だろうと適法だろうと関係なく、働いた分の対価を払ってくれるのか?

 

が重要だろうと思うんですね。

 

ただね、これは賛否あると思うんですが、

 

特に新興ベンチャーは金がないけど仕事は山ほどある。残業代など払える余裕はないが、ビジネスが上手く行ったら社員に報いたい

 

って会社や社長もいますし、

 

我々サラリーマン・ウーマンの中にも残業してでも、クソのように働いても、スキルとキャリアを上げて、もっと高い給料もらえるようになってやる!

だから、今はここでキツくても修行する!

 

って輩も現実いるわけですね。

 

特にそんな人たちにはあまり関係のない話なんだろうと思うんです。

 

要は、

 

今の会社に何を求めるのか?

 

金か?スキルアップか?ライフワークバランスか?

 

そこをハッキリさせておけば、裁量労働制がどのような形になって行っても、我々サラリーマン・ウーマンは対応出来るのではないかと考えています。

 

お仕事にお悩みの方も下記のCoconalaからご相談下さい。

 

coconala.com

 

今日もお読み頂きありがとうございました!

 

以上、

 

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略してプロサラの阿部でした!