サラリーマン達のコンサルタント The Professional Salarymen

サラリーマン・ウーマンの悩みや不安を解消するブログ

上司から不正を指示された。相談者Mさんの告白

プロサラでは数々の相談を受けていますが、その中に

 

上司から不正を指示された

 

という方がいらっしゃいました。

 

サラリーマン・ウーマンの悩みや不安を解消する!

併せて転職16回。サラリーマン・ウーマン達のコンサルタント

The Professional Salarymen

略してプロサラの阿部です。

 

今日の格言

 

不正はダメ。でも、正論だけでもダメ。

 

 

 

 

 

1. Mさんの背景

相談者さんのMさんは40代の女性で、付き添いが必要な病気がある小学生のお子さんをお持ちでした。

 

30代の頃、バリバリのキャリアウーマンで役員にならないかと打診を受けるくらいの方でしたが、妊娠・出産と重なり、その会社は退職なさいました。

 

出産後、仕事に復帰してまたバリバリ働いていましたが、お子さんは付き添いが必要な病気があることがわかり、正社員として働く事が難しくなりました。

 

Mさんは、出来るだけ自分で付き添いが出来るようにパートを掛け持ちし、女手一つでお子さんの面倒もみながら生活をしていました。

 

お子さんも、24時間体制で見てもらえる準備が整ったので、またバリバリ働いて、お子さんの養育費もドンドン稼ごうと正社員への道を探していらっしゃいました。

 

そして、ある会社でパートで働いて働いている時に

 

社長から

 

正社員にならないか?

 

と打診を受けたそうです。

 

 

2. Mさんの告白

 

Mさんは経理系の仕事もできたので、その会社で経理を任されていました。

 

そして社長は

 

不正経理をMさん指示しました。

 

そう、まさに

 

最近の財務省のように!

 

Mさんは、

 

正社員としてまた、バリバリ働いて金を稼ぎたい!

でも、不正経理は...

 

と思い悩んでプロサラにご相談頂きました。

 

もし、あなたが不正の指示を上司から受けたら、どうしますか?

 

 

3. プロサラとしてのアドバイス

 

正論をかざせば、

 

不正はダメ!

そんな会社辞めちゃえ!

 

という話になります。

それはそうです。

 

でも、Mさんは生活していかなきゃいけない。お子さんにお金かかるし、金を稼がなきゃいけない。

 

そんな方に、正論を振りかざして

 

不正はダメ!辞めちゃえ!

 

と、ワタクシは言えませんでした。

 

ですが、もし不正が公になって、Mさんが被害を被ったら、本末転倒。

 

それも避けなくてはなりません。

 

Mさんのご相談は

1. 正社員になってバリバリ働く

2. 金を稼ぐ

 

そのためには現状、どうすべきか?

という事でした。

 

どんなアドバイスをすべきか、ワタクシも考えました。

ワタクシも経理屋あがりですから、Mさんの苦悩は痛いほどよく分かります。

 

理不尽なまでのノルマや指示、命令を受けているサラリーマン・ウーマンの方にも痛いほどお判り頂けるであろう、厳しい状況です。

 

考え抜いた結果、プロサラとしてのアドバイスは

1. やはり不正は良くない

2. でも、Mさんを守らなきゃならない

 

という観点から、

  • まずは生活を保たねばならないので、今の職場で働きながら転職活動を始める
  • もし、不正の指示を受けたら、必ず詳細なやりとりをメモで残しておく
  • 出来れば指示を録音しておき、社長の指示であったことを明確にしておく

 

ブログをお読み頂いている方も、会社や上司から

 

理不尽な指示

 

が飛んでくることが往々にしてあると思います。

 

我々サラリーマン・ウーマンには避けることの出来ないことです。

 

でも、決して忘れないで下さい。

 

プロサラ基本格言 1番

 

基1. 会社は我々を守ってはくれない!

 

自分の身は自分で守らなければなりません。

 

 

4. Mさんのその後

 

Mさんは、そもそも優秀な方で、今の生活の状況や今後のことも面接の時に話をして、

 

結果、とても信頼できる社長のもとで働けることになりました。

 

最初はパートでとのことですが、Mさんのことですから、遠くない将来、バリバリ稼げるようにお仕事なさって、働きに応じて処遇も変わっていくでしょう。

 

色々なご相談を頂いています。

人に話しづらい、聞きづらいことなど、下のバナーをクリックして頂いても良いですし、当ブログでコメントとして頂いても構いません。

ブチまけて下さい!

 

coconala.com

 

今日もお読み頂きありがとうございました!

 

以上、

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