働き方改革で使い物にならないサラリーマンにならないように
働き方改革が叫ばれてますね。
ニュース記事を読んでいていても、毎日のように
働き方改革
の記事を目にします。
ニュース記事では、大手食品メーカーの「味の素」は就業時間を
朝8:15〜夕方16:30
に変えることで、子育て中の方が気兼ねなく帰れたり、優秀な人材を集めるように改革してるようです。
大企業は、資金も人材も豊富で、今後のことを考えて危機感を持って
働き方
に向き合っています。では、
我々サラリーマン・ウーマンはどうでしょう?
真剣にこれからどうやって働くべきか、考えてみたことがあるでしょうか。
今日は
サラリーマン・ウーマンの働き方改革を考えてみましょう。
サラリーマン・ウーマンの悩みや不安を解消する!
併せて転職16回。サラリーマン・ウーマン達のコンサルタント
The Professional Salarymen
略してプロサラの阿部です。
1. 働き方改革とは
そもそも、働き方改革ってなにさ?
と、再度確認すると
“働き方改革は、一億総活躍社会実現に向けた最大のチャレンジ。多様な働き方を可能とするとともに、中間層の厚みを増しつつ、格差の固定化を回避し、成長と分配の好循環を実現するため、働く人の立場・視点で取り組んでいきます”
と首相官邸から発信されています。
国の政策として始まったんですね。
かつての日本は
一億総中流
という旗を掲げて、土曜日も普通に働き、サービス残業って言葉もなく、サラリーマンは会社に尽くすもの
24時間戦えますか?
と考えていた、それが常識だった時代がありました。
ですが、経済的に豊かになった日本では、もうそのようは働き方、考え方が必要なくなったと国は判断したのでしょう。
企業でも、グローバル化に対応したり、人の流動性(転職など)が一般的になってきた昨今では、
社員が働きやすい環境を提供しないと、人が集まらないし、辞めてしまう
という危機感からか、多くの大企業が働き方改革に着手しています。
2. 働き方改革がサラリーマン・ウーマンにもたらすもの
さて、では働き方改革が進むと
我々サラリーマン・ウーマンはどうなるのでしょうか?
味の素のようにあなたの会社の就業時間が
8:15〜16:30
になったら、あなたは毎朝5:30に起きて身支度を済ませて6:30に家を出て、まだチョッとすいてる通勤電車で会社に行きます。
朝が早いから、お腹が空くのも早いですが、12時までは我慢。大企業のように社食もないので、お昼はいつもの定食屋。
13時に社に戻って、残業出来ないから残り時間は3時間半。急いで見積もりを作り、アポイントの電話をして、取引先に向かいます。
15時に取引先と商談して、お互い合意が出来たので詳細は後日ということで16時に打ち合わせが終わりました。
今から社に戻っても16:30は過ぎてしまう。部長に連絡すると、
今日はそのまま直帰で良い
とのこと。プライベートタイムの始まりです。
早く家に帰って家族と楽しい夕食を一緒に食べてもいい、そのままハッピーアワー目当てで飲みにも行ける、趣味のサークルにも行けるし、勉強する時間だって取れる。
ものすごく、ハッピーじゃん!
と思うか、
それってヤバくね?
と思うか。
3. 使い物にならないサラリーマンにならないために
時間を与えられるということは、
時間の使い方に自分で責任を持たなければなりません。
今までは、会社に長い時間いて、会社の指示通りの仕事をしてれば、それで時間はなくなり、
仕事の中でスキルやキャリアを積む
が一般的でした。
もちろん、これからも仕事の中でスキルやキャリアは磨けますが、
仕事の時間が減れば、スキルを磨く時間も減ってしまいます。
日本は先進国の中で社会人が最も勉強する時間が少ない国
とも言われています。
働き方改革で裁量権のある時間を持てるということは、
時間の使い方をあやまると、使い物にならないサラリーマンになってしまう
という裏返しでもあります。
プロサラ基本格言 9番
基9. 全ての人に等しく与えられるもの。1日に24時間。
また、想像してみて欲しい。
先ほど想像してもらった続きです。
16時に打合せが終わって、そのまま帰途につき、せっかくだからとスーパーに寄って夕食の邪魔にならないようなチョッと良い鯛の刺身を買って帰って、ビールを飲みながらの家族の団欒。
打合せが終わったら、最近は運動してないなと通っているスポーツジムに行って、走って、ウェイトリフティングをやって、ちょうどヨガ教室の時間だったのでしっかり呼吸をしながらヨガをやってミッチリ3時間汗を流し、シャワーを浴びて帰宅する。心地よい疲れと充実感で10時に就寝。
このようは生活、素敵ですね。
でも、一方で
せっかく早く終わったのだからと図書館に行き、資格を取るために参考書を開き、チョッと息抜きに本棚に並ぶ背表紙を見ながら、
オット時間が勿体無い
と再び席について、大事なところにマーカーで線を引き、いつでも勉強できるようの繰り返し読みたい言葉、暗記したい箇所を別にノートにとっていく。
気がつけば閉館時間の21時。
帰って、軽くビールとニュースを見て寝てしまう。
同じ時間なのに使い方も様々ですが、
大事な自分の時間を過ごすためにも稼がなきゃならないし、大事な人を守らなきゃならない
5年後、10年後も自分や大事な人を守るためには、いま、何に時間を使うべきか
をしっかりと考えてみてください。
危機感を持つことは素晴らしいことです。ですが、何も動かなければ危機感は不安を生むだけです。
危機感を不安ではなく更なる成長につなげたい方は、下のバナーをクリックしてご相談下さい。
今日もお読み頂きありがとうございました!
以上、サラリーマン・ウーマンの悩みや不安を解消する!
併せて転職16回。サラリーマン・ウーマン達のコンサルタント
The Professional Salarymen
略してプロサラの阿部でした!