サラリーマン達のコンサルタント The Professional Salarymen

サラリーマン・ウーマンの悩みや不安を解消するブログ

リストラを言い渡された!世界が歪む瞬間をお見せしましょう。

リストラが頻繁に起こり、終身雇用が崩壊した現代の日本社会

 

今のままで大丈夫ですか?

生き残っていけますか?

 

今日読んだニュース記事に注目すべきものがありました。

 

サラリーマン・ウーマンの不安や悩みを解消する!

併せて転職16回。サラリーマン・ウーマン達のコンサルタント

The Professional Salarymen

略してプロサラの阿部です。

 

 

 

1. クビを斬られるということはどういうことか?

 

少し、ワタクシ自身のお話をさせて頂きます。

 

以前からお話しさせてもらってますが、

 

ワタクシもリストラ経験者です

 

リストラといえば少し聞こえが良くなりますが、有り体に言えば、

 

社長に意見し過ぎたことによるクビ

 

です。

 

その時の体験を元に、再現しながらあなたを

 

リストラを言い渡される瞬間

 

にお連れしましょう。

 

 

2. ある日の昼間

 

いつもと同じ朝を迎えています。

いつもと同じ電車、いつもと同じ車両に乗って、いつもと同じ時間電車に揺られて、いつもと同じ時刻にあなたは会社に着きます。

 

いつもとを同じ自分のデスクに座り、仕事前にいつもと同じ缶コーヒーを

 

プシュっ

 

と開けて

 

ゴクリ

 

さて、今日も仕事だ!

 

と、昨日までの残りの仕事を始めます。

パソコンを立ち上げ、Windowsの起動待ちにチョッとイラつく。

 

これもいつもと同じ。

 

時計を見ると、11時50分。

 

さて、今日は何を食べようか。昨日は蕎麦だったから、今日は定食屋でサバ定でも食べようか。

 

そんな時、窓際に座っている部長が

 

部長: 「○○さん、今日の2時から、チョッと打合せ良いかな?」

 

あなた: 「はい。なんの打合せですか?」

 

部長: 「大したことじゃないからその時に」

 

あなた: 「了解です」

 

なんの話だろう?もしかしたら新しいプロジェクトでも任されるのかな?

それとも人事異動の打診だろうか....

 

と、あれこれ考えつつも、行きつけのいつもの定食屋で

 

「サバ定」

 

と一言いって、4人がけの席の空いている人席に座り、

 

今、焼いたのか?

 

と思えるくらい着席と同時に出てきたサバを周りの暑苦しい見知らぬサラリーマンと同様、胃の中に流し込む。

 

会社に戻り、食後の缶コーヒーを

 

プシュっ

 

と開けて

 

ゴクリ

 

んー。サバの口中がコーヒーで洗われる。

 

何気ない日常。いつもと同じお昼。

 

 

3. その時は突然に

 

午後1時50分。午前中の仕事の続きをしていたら、あっという間に打合せで呼ばれた時間

 

確か、会議室だよな

 

あなた: 「部長に打合せに呼ばれてるからチョッと行ってきます」

 

部下さん: 「わかりました。会議室ですか?」

 

あなた:「そのはず。行ってきます」

 

メモ帳を持って、いつものスタイルで会議室の前へ。

 

コンコン

 

あなた: 「失礼します」

 

なんだ、この雰囲気は?

なにか違う?

 

目の前にはいつもの会議室のテーブルに

 

部長と見知らぬメガネの50歳くらいの男性が座ってこちらを見ている

 

誰だ?取引先か?いや、

 

なんで、部長の前じゃなく隣に座ってるんだ?

 

部長: 「○○さん、忙しいところ悪いね。まあ、掛けて」

 

あなた: 「失礼します」

 

なんだなんだ、なんなんだ!

何が始まるんだ?

 

部長: 「実は○○さんに大事な話があります」

 

あなた: 「はい、なんですか?」

 

部長: 「○○さんは、来月いっぱいで当社を解雇されることになりました」

 

....

......

.........

 

は?この人は何を言ってるんだ?

解雇?来月いっぱい?

え?

意味がわからない?

え?

ナニイッテルノ?

 

あなた: 「え?意味がわからないんですが、なんなんですか?突然」

 

部長: 「詳しくは弁護士さんから」

 

弁護士?この人、弁護士なの?

なんなの?

 

弁護士: 「えー、弁護士の佐藤です。○○さんは、ですねー」

 

ノートを見ながら

 

弁護士: 「1月14日の月曜日、お昼休憩で認められた1時間を超えて、1時13分に席に戻られましたねー」

 

弁護士: 「それから、1月21日。午後ですね。会社のパソコンを使って、業務上必要のない旅行サイトを見ていた。」

 

弁護士: 「他にも色々あるんですが、これらは、当社の

 

就業規則違反

 

に該当します。」

 

部長: 「○○さん。就業規則違反によりあなたを、4月30日を持って懲戒解雇します」

 

あなた: 「...............」

 

アレ?なんだろう。

目が眩む...

なんか、世界が

 

グニャーって曲がっていく...

 

あれ?あれ?

 

部長: 「今日は、もうこのまま帰って下さい。そして、明日からも出勤しなくて良いです。」

 

部長: 「懲戒事由ではありますが、○○さんは会社に今まで貢献してくれたことを考慮して、即日解雇とせず、来月いっぱいは会社に席を残して差し上げます。」

 

あなた: 「........」

 

なんだ、何が起こってるんだ?

頭の中が真っ白で何も考えられない....

 

部長: 「労基署や裁判に訴えて頂いても構いませんが、あなたが取れるのは1ヶ月分の解雇予告手当手当くらいのものだと思います。それでも良ければご自由になさって下さい。」

 

あなた: 「理由を聞かせて下さい」

 

部長: 「先ほど弁護士さんから説明があった通り、就業規則違反です」

 

あなた: 「本当の理由はなんなんですか?」

 

部長: 「本当もなにも、就業規則違反をしたのはあなたでしょう?それだけです」

 

ダメだ....

頭が働かない....

 

 

部長: 「ただ、○○さんは仕事が出来ることは知っています。ですから、

 

関連会社の株式会社××を紹介することは出来ます。

 

紹介はできますが、当社では紹介するだけで、通常通りあちらで面接を受けて頂くでしょうし、給料もあちらの給与テーブルになります。

 

どうしますか?」

 

ダメだ...

考えられない...

あそこに行くのか?こんな理不尽な首斬をしてきた会社の関連会社に、頭を下げてまで行くのか?

給料下がるよな...

生活はできるのか?

住宅ローンは?

でも、無職になるくらいなら...

 

頭真っ白でわからない...

 

あなた: 「すみません、混乱してわかりません。後でも良いですか?」

 

部長:「わかりました。では、面接を受けたくなったら連絡を下さい」

 

部長:「何かほかに質問はありますか?」

 

ダメだ...

弁護士が来てるってことは周到に準備してるんだろ。多分、何を言っても無駄なんだろう...」

 

あなた: 「今はないです」

 

部長: 「そうですか。では、何か質問があったらメールして下さい。

それから、今日はこのままパソコンにも触れずにお帰り下さい。荷物は後日取りに行きて頂いても構いませんし、送って欲しければご自宅にお送りします。」

 

あなた: 「わかりました」

 

どうしよう...

帰っていいのかな...

この場に居たくない....

 

あなた:「じゃあ、帰ります」

 

部長: 「お疲れ様でした」

 

荷物を持って...

何を持って帰ればいいんだろう....

 

アレ?パソコンがない。

 

IT担当:「○○さんのパソコンは没収するよう指示があったので、回収させてもらいました」

 

あなた:「ああ、そういうことなんだ」

 

これじゃあ、誰にもメール出来ないし、連絡も出来ない....

 

あなた: 「アレ?部下さんたちは?」

 

IT担当: 「別の会議室で人事課長と一緒です」

 

あなた: 「ああ、そうなんだ...」

 

あなた: 「じゃあ、帰るは....」

 

いつも帰宅に使っている電車に、こんな時間に乗るは初めてだ...

朝も夜もあんなに混んでるのに、この時間はこんなに空いてるんだ。

楽々座れるじゃん...

 

どうしよう...

これから、どうしよう...

頭の中が真っ白で何も考えられない、考えたくない...

 

いかがでしたでしょうか。

 

リストラを言い渡された瞬間を感じて頂けたでしょうか。

 

5. では、どうすれば?

 

今日の記事では

 

「あなたにはどこの会社に行っても、きちんと通じる人になってもらいたい。私はそのことしか思っていない」つまりスキルを身に付け、どこに行っても食っていけるようにすることが、上司の役目だと。

 

自分自身も上司も、ですね。

 

いつも申し上げている通り、

 

スキルを磨け!

キャリアを上げろ!

 

です。

 

感想など、お聞かせ頂ければ嬉しいです。

 

リストラに遭遇してる方がいて、頭が真っ白な方。

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coconala.com

 

今日もお読み頂きありがとうございました!

 

以上、サラリーマン・ウーマンの悩みや不安を解消する!

併せて転職16回。

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