転職で給料アップは本当か？現実と給料アップのステップをお話ししましょう。
今日の日経新聞の一面記事が
転職で賃金増 広がる
でした。あなたも
転職すると給料はあがる！
と思ってますか？
現実は少し違います。
給料アップにはそれなりのステップが必要
その辺の実情を
転職10回の経験からお話ししましょう。
サラリーマン・ウーマンの悩みや不安を解消する！
併せて転職16回。サラリーマン・ウーマン達のコンサルタント
The Professional Salarymen
略してプロサラの阿部です。
1. なぜ、転職すると給料があがると思うのか？
なぜでしょう。転職してない、したことない人が
転職すると給料はあがるらしい
と仰っていることがあります。
そうなんです。
「らしい」
なんです。
「らしい」ということは、何処からか聞いたか、情報を得ている。
その情報発信もとは
転職支援会社
であったり
マスコミ
であったりします。
例えば、電車の中吊り広告で
成功事例
Aさん
電機メーカー営業 年収500万 → ビールメーカー営業係長 700万
Bさん
総合商社経理 年収400万 → 貿易会社経営企画 年収600万
こんな広告見たことありませんか？
それとか、週刊誌で
見出し: 転職戦国時代 平凡営業マンの華麗なる転身！年収400万が1000万！その転職術！
みたいなの、見たことありませんか？
誰だって高い給料欲しいですよね。
給料アップに憧れます。
そこに目を付けた、上手い広告であり、記事ですね。
そうです。
まだ転職していない、したことがない人たちの
転職すると給料があがる！
という考えは、
こういった広告や週刊誌などから得たものが多い
そこまで言うなら、転職しても給料は上がらないのか？
そうは言ってません。
ある条件を満たせば、給料アップする人もいるのは事実です。
その条件とは？
2. 転職で給料があがる条件
転職は全て個別ケースなので、もちろん例外も多くあるのですが、
ワタクシの多くの転職経験や、転職仲間の話を総括すると、
転職で給料アップするのは
① 現状よりも給料のベースが高い業界に転職する
② 現状よりも給料のベースが高い会社に転職する
以上です。
....
.......
...........
は？
それだけ？
自分の能力を評価してくれて、
君にはこれだけ払おう！
って話じゃないの？
というツッコミをされそうですが、それは
ドラマや映画の世界。
たしかに、現実世界でも
年収2000万プレーヤーがヘッドハントされて年収3000万になる
というハイスペックサラリーマンにはそういった話もあるようです。
ワタクシは普通のサラリーマンなので、エージェントから聞いた話でしかないですが。
ただ、こういった方々は、実績を出せなければすぐに
クビ
という猛烈なプレッシャーにも晒されるわけですが....
我々フツーのサラリーマン・ウーマンの給料水準は
業界・業種におけるベース
に引っ張られます。
ベースが高い業界は
銀行、広告代理店、商社 など
ベースが低い業界は
介護、飲食、小売店 など
ですから、介護の会社で総務をやっていた人が、広告代理店の総務に転職したら、年収400万が500万になった
ってのはある話です。
また、
同じ業界の中でも、給料のベースが高い会社もあれば低い会社もある
ベースが低い会社からベースが高い会社に転職すれば、給料上がるのは必然ですね。
日本では、我々の給料は会社の賃金テーブルで決まることがほとんど。
この賃金テーブルのベースが、今の会社より高いか、低いか、で我々の給料は決まってしまう。
ボーナスの話をすると長くなるので、今日は割愛します。
では、どうやって給料上げれば良いのさ？
ですよねー
3. 給料アップのステップ
じゃあ、我々の給料は上がらないのか？
そんなことはありません！
ただ、日本の会社のほとんどが昔ながらの賃金テーブルを使っています。
ですから、給料を上げるためのステップは、
① 現社でスキルを磨きキャリアを上げる！
② そしたら現社で昇進・昇格する！
③ ほんでもって、給料ベースが高い業界・会社に転職する
が王道であるとワタクシは経験して来ました。
考えてみて下さい。
あなたが会社の社長をやっていたとして、年収300万の人が面接に来て、とても優秀そうだから今は300万だろうけど、400万で雇おう！
と思いますか？
現実であれば
年収300万の人が来て、とても優秀そうな人材だ。彼が来ればうちの売上アップは間違いない！こんな人材を300万で雇えるなんてラッキー！
と思いませんか？
であるならば、
そんな会社で実績を上げてスキルを磨いて昇進して年収400万に上げて、
更にそこから給料ベースの高い会社に転職して同じ職種で年収500万にする
というのが、遠いようで近道なのであろうと思うのです。
いかがでしたでしょうか。
現状の給与に不満がある、でも給料アップのやり方がわからない。
そんな方も下のプロサラのWebサイトからご相談下さい。
今日もお読み頂きありがとうございました！
以上、サラリーマン・ウーマンの悩みや不安を解消する！
併せて転職16回。サラリーマン・ウーマン達のコンサルタント
The Professional Salarymen
略してプロサラの阿部でした！
