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20代、30代の銀行員よ。あなたが生きていく道は3パターンしかないことに気づいてますか?

今日の新聞朝刊を見て愕然としました。

 

銀行の新卒採用予定とその初任給

 

三菱東京  未定(1,024)   205,000

三井住友    650(803)     205,000

みずほ       700(1,365)   205,000

横浜           150(156)     205,000

静岡           180(179)     205,000

以下、全て                    205,000

 

これを見て、どう思いますか?

 

なぜ、このご時世、銀行離れが進み、新卒の採用の厳しいと言われてる状況下で、

 

新聞に掲載されている全ての銀行の初任給が一緒なの?

 

もう、気持ち悪い

 

銀行がこんな状況だからこそ、敢えて問いたい。

 

20代、30代の銀行員よ。

あなたはこの先、どうやって生き残って行きますか?

あなたの銀行はこの先、生き残っていけるんですか?

 

あなたがこの先、生き残る道を模索するのであれば、

 

20代、30代の銀行員が、これからの長い人生を生き残っていくには、

 

① しがみついてでも今の銀行で生きていく

② どこかで見切りをつけて違う会社で生きる

③ どこかで見切りをつけて独立する

 

この3パターンしかない。

 

あなたは、どれを選ぶ?

 

どれもハードでリスキーですね。

でも、

 

銀行員になっちゃったんだから仕方ない。

 

それぞれの現実をお話しましょう。

 

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併せて転職16回。サラリーマン・ウーマン達のコンサルタント

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略してプロサラの阿部です。

 

 

 

1. なぜ、あなたは銀行員になったのか?

 

一概には言えませんが、日本では神話的な

 

銀行員の安定・安泰説

 

銀行員になれば、定年まで働き続けられる

銀行員になれば、潰れることもなく、安泰

銀行員になれば、給料も良くて安心

 

そういった

 

イメージありませんか?

 

もし、そんなイメージで銀行員になったのだとしたら、

 

それは幻想

 

かもしれないですね。

 

かつて、北海道拓殖銀行は潰れました。

 

そして、多くの銀行が合併、吸収を経て今の銀行数になり、今の行員数になりました。

 

そこには

 

多くの吸収された側の銀行員が異なる文化の押し付け、肩身の狭い思いに耐えきれず、

 

辞めていった経緯があり

 

今の銀行の状況があります。

 

そして、メガバンクは揃って、

 

AI導入による人員削減を謳っている

 

そんな環境が激動するはずなのに、

 

未だに全ての銀行が初任給同じって、おかしくないですか?

 

未だに親方日の丸なのか、金融庁の目が怖いのか知りませんけど、

 

銀行の将来は、厳しいだろーなー

 

と感じたわけです。

 

そんなこれからますます厳しい時代になる銀行で、銀行員になったあなた。

 

なぜ、銀行員になったのですか?

 

そして、これから厳しい淘汰が始まるであろうことを考えた時に、

 

どうやって生きて行きますか?

 

 

2. 銀行員のリスク

 

は?銀行員にリスクなんかない!

と思っているあなた。

 

銀行員であることがリスクであることに気がついて欲しい。

銀行という会社に勤めていることがリスクであることに気づいて欲しい。

 

銀行に勤めることのリスクで最たるものが2つあります。

 

① 取り扱っている商品が特殊過ぎる

取り扱い商品は、預金や融資、投信など銀行にしかない商品。

どれだけ知識を積んでも

転職市場で価値がある知識や経験とは言いづらい

 

転職の面接で

100億の融資案件をまとめて、ある会社を生き返らせました!

とあなたが得意げに話しをしたとしても、

 

転職先の方が

それは凄いですね!

それで、その素晴らしい経験であなたは当社にどんな貢献が出来ますか?

 

と聞くでしょう。

答えられますか?

 

我々銀行員が事業計画を練り直して提示することで纏まった案件なんです!

 

とあなたが答えたとして、

 

ですが、あなたは相手先の決算書から読み取って絵を描いたんですよね。その能力は素晴らしいですが、それは実行出来たプランですか?実行したのはあなたですか?

 

と意地悪い人なら問うでしょう。

 

それくらい、銀行が取り扱っている商品は特殊で、

 

仕事も特殊だということです。

 

 

② 評価が減点方式

 

銀行は、たしかに大型案件や難しい案件を纏めても評価はされるでしょうが、

 

基本は減点方式。

 

ミスをせず、リスクを冒さず、

 

銀行に損を与えなければ年齢とともに出世し、給与も上がる

 

そんな環境であれば、敢えてリスクを負った仕事をする必要はないですもんね。

 

御社は2期連続赤字なので、当行ではご融資見送りになりました

 

担保評価が不足しているので、当行ではご融資見送りになりました

 

銀行付き合い「アルアル」です。

 

銀行員からしたら、

 

やって成功するよりも、やらずに失敗しない方が自分のためになる

 

のですから、敢えてリスクを犯してやる必要はないですよね

 

ただ、その考え方は他の事業会社では通用せず、

 

2期赤字だけれども、じゃあどうすれば出来るか?他の方法は?

 

担保評価不足だけれども、じゃあどうすれば出来るか?他の方法は?

 

事業会社はリスクを負わなければリターンはない。

ビジネスの世界で生き残っていけない!

 

ということを良く知っています。

 

しかしながら、

 

銀行はリスクを負わないのが是

 

という文化の中にあなたは浸ってしまっていることを知っておくべきでしょう。

 

 

3. あなたはどの選択をしますか?

 

まだ銀行員として若手のあなたには、

 

これから生きていくのに、3つの選択肢があります。

 

① しがみついてでも今の銀行で生きていく

 

一番、リスクとリターンのバランスが悪い選択ですが、上手くいけば定年まで行けるかも

 

の選択。

 

リスク

銀行にしがみつくということは、

 

世間離れした銀行でしか使えない知識や経験を積み上げていかなければならない。

それは、自分で自分の市場価値をドンドン下げていく可能性がある。

 

これからの日本社会や銀行のIT化、AI化を考えた時に、

銀行はリストラしない

銀行は潰れない

と言い切れますか?そんなこと言い切れる人がいたとしてた、

頭の中がお花畑か、よっぽど世の中を知らないか、見えないふりをしてるだけ

 

突然、リストラされても銀行が潰れたり吸収されても、

 

他の一般事業会社で使えるスキルがない可能性がある。

 

とてもリスクが高い。

 

リターン

そこまでのリスクを負ったにもかかわらず、得られるリターンは定年まで働き続けることが出来る

だけ。

上手く生き残れれば、生涯年収は良いでしょうけどね。

 

 

② どこかで見切りをつけて違う会社で生きる

 

リスクとリターンのバランスが最も良いと。

銀行内で特殊な商品や仕事を身につけてながらも、敢えてそれらを武器にして、他の会社で使えるように昇華することで、

 

あまり世に出回っていない、レアな市場価値のあるサラリーマン・ウーマンになる

 

 

③ どこかで見切りをつけて独立する

 

ハイリスクですがハイリターン。

ただ、銀行の特殊な商品、仕事の知識やノウハウを使って独立、起業するということは

 

上手く顧客を掴まえて、良いサービスを提供できれば、やれなくはない。

 

競争率は高く、ただ銀行員でした、だけでは武器になりませんが、準備を怠らず、スキルやキャリアを積めば戦えるかもしれません。

 

如何でしたでしょうか。

 

銀行員としての転職に迷われている方も、下記のプロサラ相談サイトからご相談下さい。

 

coconala.com

今日もお読み頂きありがとうございました!

 

以上、サラリーマン・ウーマンの悩みや不安を解消する!

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略してプロサラの阿部でした!