サラリーマン達のコンサルタント The Professional Salarymen

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プロフェッショナル サラリーマンのその後⑥ 転機編

最終面接当日。

 

私の中ではまだ迷いがあった。

本当は面接自体を断りたかった。

 

・収入の問題

・本当にベトナムで戦えるのか

 

大事なことがまだ解決していない。

 

でも、今振り返ってみれば、

 

それって、

解決する方法ってあるのか?

やってみなきゃわからないことばかりではないか?

 

当時の自分には、そこまでの考えはなかった

 

逃げたかった

 

ホテルオーナーとの面接の前に、

事務所の近くで元上司と話をすることになっていた

 

彼も

本当に私をホテルオーナーに会わせて良いのか、

迷っているようだった

 

私の状況や収入の件の話をした。

でも、そこにはなんの解決策もなかった。

 

私は話をして行く中で思考を整理する傾向がある。

 

だからその時も、話をしながら

自分はどう生きて行くべきか

 

の思考を整理していった。

 

シンガポールの会社の状況

転職が上手く進まない状況

自分の年齢

自分のキャリア

 

ベトナムという国のことは全く知らない

でも、今までの自分のスキルとキャリアを考えればなんとかなるとは思う

収入の件もなんとかするしかない

 

あとは

 

戦うか辞めるか

 

この2択しかなかった

 

そして、元上司に言った

 

私は勝負するしかない

行かなければ、家族を守れない

 

元上司は

わかった

 

とだけ言い、30分後に事務所に来いと言って立ち去った。

 

30分後、事務所に行った。

応接室に初めて会うホテルオーナーと元上司が座って待っていた

 

ホテルオーナーが

〇〇さんから話は聞いている。

彼が推すのだから、僕から言うことは特にない。

宜しく頼みます。

 

と、右手を差し出して来た。

 

私も右手を差し出し

 

握手

 

これでベトナム行きが決まった

 

もう、

後戻りは出来ない

 

戦うしかない

進むしかない

 

でも

 

怖い

逃げたい

辞めたい

 

2018年8月

1年半に及ぶ戦いの始まりだった

 

折れない心

負けない精神力

立ち向かう勇気