「履歴書」は手書きをした方が有利? パソコンだと印象が悪い? Yahooニュース
仕事が合わない、会社が合わない、スキルを磨きたい、キャリアを上げたい!
そんなサラリーマン・ウーマン達のコンサルタント
The Professional Salarymen
略してプロサラの阿部です。
今日も一つYahooニュースをプロサラの視点でお伝えします。
今日のYahooニュースはこちら。
色々な方が、手書きが良い、パソコン書きが良い、などなどという記事です。
記事にもある通り、新卒の就職と我々サラリーマン・ウーマンの転職では、履歴書に関する意味合いが違います。
ワタクシ個人の私見ですが、
まず、新卒の就職と我々サラリーマン・ウーマンの転職における履歴書の意味合いの違いですが、
新卒には職務経歴書はなく、我々サラリーマン・ウーマンには職務経歴書がある
これは大変大きな違いです。
要は
新卒者にとっては、書類審査で自分を表現するのは履歴書のみ(エントリシートもありますが、仕事の実績がないので職務経歴書とは違う)
ですが
我々サラリーマン・ウーマンは今までの実績・経験、今できることを職務経歴書で表現できる
とワタクシは考えています。
ワタクシは10回の転職経験の中で、100社以上の書類選考を受けて来ました。
そして、会社側の管理部門の担当や責任者として、多くの面接もしてきました。
ワタクシは人事屋ではないので、新卒のことは良く分かっていませんが、サラリーマンの転職する側、転職受ける側の両側面を知っているつもりでおります。
そんなワタクシの個人的な考えとしては、
履歴書は仕事以外の全てが書かれている書類
職務経歴書は仕事に関する全てが書かれている書類
と位置付けています。
履歴書では
生年月日
現住所
どのような学校で何を学んだのか
どれくらいのスパンで何回転職してるか
保有資格・免許
単身・既婚、扶養
通勤時間
ワタクシが面接官として欲する情報はこんなもんです。
なので、
自分が転職者として応募する際の履歴書も、これくらいしか書きません。
自己PRとか、長所・短所とかは書きません。
なぜなれば、
ワタクシにとって履歴書は自己PRの書類ではなく、仕事以外の事実確認の書類。自己PRや長所・短所は自己評価でしかなく、客観的要件に欠けるので書かない。
それから、志望動機。これも書きません。
転職組で、相手先企業がどんなことをやっているのか、どんな方向に進みたいのか、何がしたいのか、自分はそこで何を出来るのか。ホームページやエージェントから聞いただけでは分からないので、書きようがない。
それに正直、そこじゃなきゃダメって理由なんてないじゃないですか。そういう理由がある方は良いですが、ワタクシはそこまで思い入れて転職することはなかったので、書きませんでした。
因みに、ワタクシの転職時の履歴書は全てパソコン作成です。手書きなんてメンドくさくてやってられません。
手書きが欲しいと言われれば書かないこともないですが、ワタクシは字がムッチャ汚いですし、時間ももったいないので、志望度が低ければ書かないかもしれません。
だいたい、手書きでなきゃいけない理由が見当たらない。パソコン書きの方が綺麗ですし、読みやすい。
逆に手書きのが欲しいと言われた場合には、
合理性が感じられない会社
と、応募しないでしょうね。
一方で、職務経歴書。
これはとてもとても大事です。
今までどれくらいの規模のどのような業種の会社でどんな仕事をしてきたのか。
今、何が出来るのか。
そういった事実を踏まえて自分の仕事をアピール出来るのが職務経歴書だとワタクシは考えています。
同じ経理の仕事を2年やってたAさんとBさん
Aさんの職務経歴書では
一般経理 2年
と書かれていて、
Bさんの職務経歴書では
伝票起票 2年
月次決算 1年
年次決算対応 2年
税理士対応 1年
各部門との対応・折衝 1年
と書かれていたら、どちらがより具体的に先方にアピール出来るか、一目瞭然です。
やってたことは一緒なのに、書き方一つで伝わり方が全く違う。
これが職務経歴書です。
それにワタクシは、職務経歴書で応募先でやりたい事や自分はこんなことをやってきて、こんなことをやっていきたいという文章でのアピールも入れます。
ワタクシの中では、
履歴書は事実確認、職務経歴書でアピールして勝負!
です。
プロサラでは、数々の書類選考を通って来た秘蔵の職務経歴書があります(笑)
ご興味ある方はご連絡下さい
今日もお読み頂きありがとうございました!
以上、仕事が合わない、会社が合わない、スキルを磨きたい、キャリアを上げたい!
そんなサラリーマン・ウーマン達のコンサルタント
The Professional Salarymen
略してプロサラの阿部でした!