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「社畜」が主人公の漫画が増えている理由 Yahooニュースより

仕事のミスマッチ、職場のミスマッチ、スキルを磨きたいけどやり方がわからない、キャリアをあげたいけど、やり方がわからない

そんな貴方の強い味方、プロのサラリーマン育成所 所長の阿部です。

 

世は線路に逃げて引かれてしまったサラリーマンの話題でもちきりですが、今日、ご紹介する人事関連のYahooニュースは、こちら!

 

社畜」が主人公の漫画が増えている理由

headlines.yahoo.co.jp

 

プレジデントの記事です。

社畜という言葉、言いえて妙ですねー。自虐的で割と好きなフレーズではあるのですが・・・。

 

以前、わたくしも「社畜」に対して私見を書いたことがあります。

こちら

 

nariagarimans.hatenablog.com

 

少し、言葉遊びっぽいですが、言ってることはいつもと一緒です。

 

話を戻しますが、今日のニュース。

話を要約しようにも、基本は

 

社畜を題材にしたマンガの紹介

 

が主。

そして、主題である

 

社畜」が主人公の漫画が増えている理由

 

は多分、最後の方の一文

 

現在、長時間労働に苦しむ人たちの心のSOSに漫画が感応している

 

と小職は読み取りました。

だとすると・・・

んー。。。

んー。。。

 

うっすい!

 

いいとこまで切り込んでると思うんですよねー。

仰ってることはもっともで、時代に呼応しているから「社畜」マンガがクローズアップされていると思うのですが、じゃあ

 

なぜ、現代サラリーマンが長時間労働に苦しむのか

 

ということを私見で考えてみましょう。

 

戦前のことは良くわかりませんが、戦後の日本からサラリーマンに着眼していけば、

 

戦後

焼け野原の日本、何もなくなってしまった日本。そこから這い上がらり、また文化的な生活を営むべく、復興すべく、日夜を問わず働きました!

 

高度経済成長期

サラリーマンはモーレツに働きました!それこそ、週休1日で国民総中流になるために、車を買いたい、テレビを買いたい、色んな便利な家電を買いたい、家族旅行に行きたい、そんな一心でモーレツサラリーマンが当たり前の時代でした。

 

バブル時代

サラリーマンはモーレツに働きました!昼間は仕事に追われ、夜は接待!でも、金は使い放題、仕事にも金を使い、接待でも金を使い、働けば働くほど給料もボーナスももらえる時代でした!

 

バブル崩壊から現在

サラリーマンはモーレツに働いてます!バブルが崩壊して、仕事が激減!そんな中、生き残るために、仕事を勝ち取るために、少しでも安く、良いものを提供して、勝ち残っていくために、サラリーマンは長時間労働してでも働き続けています!

 

多分、こんな感じですよね。

日本人、

 

ずっと働き続けてるじゃん!

 

そうなんだと思いますよ。

じゃあ、なぜ現代の長時間労働が問いただされるのか。

 

完全に私見ですが、

 

環境から与えられる夢や希望が見えない

 

からなのではないかと、わたくしは思うのです。

 

戦後のサラリーマンは、また家族みんなでご飯を食べられる家があり、仕事があり、給料がもらえる日常を夢見て、必死に働いたのでしょう。

 

高度経済成長期のサラリーマンは、自家用車を買って、ドライブや旅行に行ったり、カラーテレビや冷蔵庫がある家で、豊かな生活を送れることを夢見て、必死に働いたのでしょう。

 

バブル期のサラリーマンは、働けば働くほど金がもらえて、海外旅行、高級車、高級レストラン、どんどん豊かになる生活を夢見て、必死に働いたのでしょう。

 

現代のサラリーマンは、

・・・・。

・・・・。

 

何のために働いてますか?

 

ここなんだと思うんですよね。

昔と比べてもしょうがないことですけど、

 

生活自体は随分と豊かになった

 

と思うのですよ。

働き口があり、給料はもらえ、買おうと思えば安い中古車だったら1か月分の給料手取りくらいで買えちゃいますし、だいたいどこの家庭にも家電製品はある。

海外旅行だって近場のアジアだったら下手な国内旅行よりも安い。

 

今の日本は

 

国や環境が我々サラリーマンに夢を与えてはくれません

 

一番の問題はこれなのかもしれませんね。

夢を与えるって大変ですよね。今以上に豊かな何かを創造することを想像しなきゃいけないわけですから。ほとんどドラえもんの世界。

 

そんなわたしも、長時間労働で、ある会社にいた時は

 

毎日夜中の2,3時まで働いて、タクシーで帰って、仮眠して、10時に出勤

 

ってのが半年続いた会社がありました(笑)

他の期間も、だいたい買えるのは10時、11時、12時。

 

そんなもんです。

でも、わたくしは楽しかった。なぜか。

 

上場して、ストックオプションもらって、一攫千金!

この経験を、スキルを活かせば、これからも生きていける!

 

という現実と夢があったから。

 

何が言いたいかと言えば、

 

国や環境が与えてくれないなら、自分で夢見て、それに邁進すれば良いではないか!

 

と、わたくしは思うわけです。

 

夢のある仕事してると、

 

クッソ忙しい、キッツイ、帰りたい、でも、でも、でも・・・

 

チョーたのしー

 

ってわたしは成ってました(笑)ドMの極みですね(笑)。

 

あくまで私見です。

こんな恵まれた現代です。プライベート優先で早く帰って、家族や恋人と素敵な時間を過ごすのは素晴らしいことだと思います。

 

ガリガリ働きたい、金稼ぎたい、上がっていきたい、這い上がっていきたい、と思っている人はこちら側の人間です。

 

働けや!

 

ただし、

 

夢と希望を持て!

 

でないと、病気になる。

というお話でした。

 

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