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内定時には労働条件の書面交付へ/ 転職失敗Season2 引き継ぎ

仕事が合わない、会社が合わない、スキルを磨きたい、キャリアを上げたい!

そんなサラリーマン達のコンサルタント

The Professional Salarymen 略してプロサラの阿部です。

 

目次

  1. 内定時には労働条件の書面交付へ/ Yahooニュースから見る現代サラリーマン
  2. 転職失敗Season2 引き継ぎ

 

1. 内定時には労働条件の書面交付へ/ Yahooニュースから見る現代サラリーマン

 

今日もYahooニュースから現代サラリーマンを見ていきましょう。

本日のニュースはこちら。

 

news.yahoo.co.jp

 

こちら、

 

良い記事ですねー

 

新卒者にも転職者にも、内定時や入社時に確認すべき大事な要件が詰まってます。

是非、皆さんにもご一読頂きたい。

 

記事から抜粋してまとめさせて頂くと、

 

(1)募集・職業紹介時の労働条件明示(当初の明示)において、下記の事項の明示を求めた。
◆ 「固定残業代制」を採用する場合に、その詳細
◆ 「裁量労働制」を適用している場合に、「みなし労働時間」
◆ 試用期間に関する事項と試用期間中の労働条件
◆ 労働者を雇用しようとする者の氏名・名称
◆ 派遣労働者として雇用しようとする場合に、その旨

 

(2)新規学卒者の採用内定時に、労働条件の書面交付を求めた。

 

要はですね、

 

企業側は採用活動をする際に以下のことを明示しなくてはならなくなった。

 

• 固定残業代制の有無とその内容

• 裁量労働制の有無とみなし労働時間

• 試用期間の有無とその内容

• 雇用側の氏名・名称

• 派遣労働者として雇用する場合にはその旨

 

あまり細かくお話すると、ながーくなるので、詳細はニュースを読んで頂くか、ご自分でも調べて頂くことをオススメしますが、

 

ワタクシが大事だなと思うところを掻い摘んでご説明します。

 

要は

 

会社側は採用活動する時に、労働条件を隠したり、有耶無耶に出来なくなった

 

ってことです。

 

え?今まではそうじゃなかったの?

 

と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、

 

結構、有耶無耶でしたね

 

例えばですけどね、

 

月給 25万円/月

 

と書かれた求人案内。

これだけを見ると普通に考えれば、

 

1日 8時間働いて、土日休みの月給が25万円なんだー

 

と思いますよね?

ところがドッコイ

 

例えば、

募集を行った会社が固定残業代制で3万円が固定残業代だった場合には、1日 8時間以上働いても残業代は付かず、働けど働けど(一定の縛りはありますが)月給は25万円。

 

裁量労働制(説明は割愛します)を導入している会社も同様です。

 

それから、試用期間

 

これって解釈が分かれる可能性もありますけど、記事にもある通り、

 

試用期間が終わる時に会社側は気に入らないからと本採用しないってのは出来ないですからね。

 

無期限の雇用契約を締結した時点で、解雇するには相応の理由が必要になります。試用期間を謳って、その間に能力を見定めて合わなかった、っていうのは、相当の事由にならない。

 

だから、最初の3ヶ月間は契約社員として有期契約(期間の定めがある社員)として採用して、その期間を試用期間として、能力に問題なければ本採用に切り替えるという会社も増えてたんですが、

 

入社する時になって、初めて最初の3ヶ月間は契約社員だと知った

 

ってこともあったわけです。

ですが、今回の改正で、

 

試用期間中は有期契約の契約社員なのであれば、その旨を明示して募集しなくてはならなくなったわけです。

 

あとは、雇用側の氏名・名称を明示しなくてはならなくなったので、

 

入社する時になって初めて採用されるのは子会社だったとか、系列会社だったと知らされた

 

ってこともなくなります。

 

最後に、これまた大事なのは

 

内定の時点で労働契約の書面交付を求めた!

 

「求めた」ってのは、強制力はないみたいなんですけど、一定の効果はあるかもしれません。

 

っでね、みなさんに申し上げておきたいのは、

 

・転職時には雇用契約書を締結しましょう。

・内定もらったら、雇用契約書の素案を頂きましょう。

 

未だに中小企業だと雇用契約書を締結しない会社もあります。

 

いざという時に自分は自分で守らねばなりません。

雇用契約書がない会社であれば、こちらで作って印を押してもらうとか、出来るだけのことはやっておくことをお勧めします。

 

お困り、お悩みのサラリーマン・OLさんはこちらからご連絡下さい。

 

coconala.com

 

また、転職失敗Season2を書く時間がなくなってしまいました!

すみません!

 

以上、仕事が合わない、会社が合わない、スキルを磨きたい、キャリアを上げたい!

そんなサラリーマン達のコンサルタント

The Professional Salarymen 略してプロサラの阿部でした!