仕事のミスマッチ 上司に「LINE」で「退職させてください」、書面で出さなくても法的に有効?(仕事のミスマッチ) Yahooニュースよろ
仕事のミスマッチ、職場のミスマッチ、スキルを磨きたい、キャリアを上げたい!
そんな貴方の強い味方
プロのサラリーマン育成所 所長の阿部です。
目次
- 本日の人事ネタ Yahooニュースのご紹介
- 私見
- まとめ
1. 本日の人事ネタYahooニュースのご紹介
本日も一つ、Yahooニュースから人事ネタをご紹介したいと思います。
本日ご紹介するニュースはこちら!
上司に「LINE」で「退職させてください」、書面で出さなくても法的に有効?
弁護士ドットコムさんの記事です。
人によっては、
くだらねーなー(笑)
と思われるかもしれませんが、サラリーマンやってるのであれば
自分の身は自分で守らねばならない
が大原則です。
退職にまつわることも
知っておかなくてはならないこと
です。
結論からすると、
LINEを通じた意思表示は有効だが、書面で出した方が確実
- 退職の意思表示は書面を提出して行うこと」という趣旨の規定を置いている就業規則を有効とした判決もあり
- LINEだけで退職の意思表示をすることには、最終的に退職が認められないリスクが伴う
- 会社に対して退職の意思を伝えたことを形として残すためにも、書面で「退職届」を出した方が確実
だそうです。
勉強になりますねー。
付け加えるのであれば、
退職に関して会社とトラブった際には、
「意思表示をした」
ということが争点になる可能性が高いので、個人的には
書面で提出して、かつ、その書面(普通は退職願)のコピーをとっておき、かつ、そのコピーに何年何月何日何時に何処で誰に渡したかまでメモを下記残しておく
ことをお勧めます。
こういった細かいことを残しておくことを嫌がったり、馬鹿にする人もいますが、そうゆう人に限って、
俺はそんなことにならないから大丈夫
会社はそんなことしないから大丈夫
と思ってます。
退職の時になんのトラブルもなく辞められれば、なんの問題もありません。
書いておいたメモも捨ててしまってなんら問題ありません。
ですが、
トラブるんですよ、退職って。
知識がない人は特に、会社の言いなりになってしまうケースが多々あります。
2. 私見
私見を交えてお話していきたいと思います。
大前提として、民法の定めによって
- 民法第627条1項
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の
申入れをすることができる。
この場合において、雇用は、解約の申入れの日から2週間を経過すること
によって終了する。
同条2項に、月給制の場合と考えられる条項があるのですが、解釈が分かれたり、学説も色々あるので割愛しますが、興味がある方は読んでみて下さい。
個人的な見解ですが、
退職届を提出してから2週間経過すれば、退職は認められる
と考えております。
たとえ、就業規則に1か月前の通知が必要とあったとしても
です。
これは学説的にも所説ありますが、人事業界では退職願の提出から2週間が慣例的にとらえられています。
まあ、人道的には就業規則に1か月と記載してあれば、1か月前くらいには告知しておくのが無難ではあります。
わざわざトラブルを起こす必要もないですし、転職先も1か月は余裕で待ってくれます。
ですが、どちらにしても会社側は困るわけです。
2週間後に辞めると言われてれも困るんです。後任もいないし、引き継ぎも出来ない。
でもね、
そんなの関係ない
んですよ。
自分が退職するだけで回らなくなってしまうような会社組織にしてる
方が問題な訳です。
そうならないように、マニュアルを作り、サルでも出来るようにしておいたり、情報共有しておけば被害は最小限に抑えられる。
でもね、そういう会社の偉い人に限って、自分は出来ないし、困るから
引き留め策に来るわけです。
なんとかあと3か月、残ってくれないか
みんな困るんだ、君だってこの会社にお世話になっただろ?
ここまで頼んでるのに残ってくれないなら、損害賠償請求するからな!
とか言ってくるわけですよ。
だーかーらー、関係ない!
と押し問答のようにやっていると、
だったら、退職は認めない!
と来るわけです。
そんな時は、
ジャーンジャジャーン♪
たいしょくとどけ―(コピー)
が役に立ってくるんです。
これを労基署に持って行ったり、内容証明を送ったりすることになるわけです。
もし、本当に退職でお困りの方がいらっしゃったら、個別に相談に応じます。
3.まとめ
会社なんて身勝手なもんで、辞めさせたくない時は
とことん引き留め策を打って来る
ことがあります。
だから
我々はどんな時も自分で自分を守らなけれならない
し、その為には
強い意志と、不断の準備
を怠ってはいけません。
たったコピー1枚、メモ1行が貴方の一生を救うかもしれません。
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