「転勤するか退職しろ」…応じる必要はある? Yahooニュース
仕事が合わない、会社が合わない、スキルを磨きたい、キャリアを上げたい!
そんなサラリーマン・ウーマン達のコンサルタント
The Professional Salarymen
略してプロサラの阿部です。
今日もYahooニュースをプロサラの視点で一つご紹介します。
今日のYahooニュースはこちら。
ネタりかはあまり好きではないのですが、気になる題材だったので読んでみました。
我々サラリーマンは転勤命令が出たら応じなくてはならないのか?
転勤を断った場合、クビになる可能性はあるのか?
弁護士さんの意見だったので参考になると思ったのですが、
結論としはケース by ケース
まあ、ネットに上げる回答としてはそうならざるを得ないのは理解出来ますけどね。
コメントも色々ですが、全体的には転勤否定派が多いように感じました。
あらためて、
サラリーマン・ウーマンの転勤というものに関して考えてみたいと思います。
転勤を会社側、サラリーマン・ウーマン側の両側面から考えた時に、
会社側のメリット
- 転勤してもらいたい社員のスキルやキャリアを転勤先で活かしてもらえる
- あらたに採用する必要がなくなる
- 今の職場で厄介者だった人をほかの職場に移せる
- などなど
会社側のデメリット
- 会社によっては赴任手当などの費用が必要
- 現職場で開く穴を塞がなければならない可能性がある
こんなところでしょうか。
一方、サラリーマン・ウーマン側のメリット・デメリットは
サラリーマン・ウーマン側のメリット
- 知らぬ環境、知らぬ街に行くことをワクワクする人もいる
- 赴任手当がつけば、生活が潤う人もいる
- あらたなスキルやキャリアを積める可能性がある
- 現職場に嫌な人がいる場合、離れられる
サラリーマン・ウーマン側のデメリット
- 転居しなければならない
- 家族がいる場合、かなりの苦痛と労力を必要とする
こんな感じでしょうか。
あらためて考えてみると、
転勤はサラリーマン・ウーマン側にはあまりメリットがないと感じてしまいます。
やはり転居といのは、仕事の範囲を超えて、家屋も含めて色々なことを巻き込んでの人生のイベントになりますから、サラリーマン・ウーマンの負担は大きいですよね。
ワタクシ個人としては、上記には書きませんでしたが、転勤による最大のデメリットは
自分が働きたい地域での転職活動に制約が出る
という事なんですね。
以前、ワタクシは家の都合でワタクシの田舎の会社で1年間働いたことがあったのですが、
会社というよりも、残念ながら地域性がワタクシには合わなかった
自分で選び、自分で決めたUターン、転職だったのに、
ワガママでごめんなさい!
という感じでした。
ですが、もうイヤなものはイヤだったんです。
東京という田舎者には憧れの、きったねえ欲が渦巻き、みんな死にそうな目で働いて、それでも懸命に生きている、エネルギーに満ち溢れた東京という街で、また、働きたかったんです。
田舎で東京の仕事を探すのはなかなか大変です。
1日に面接が重なれば効率よく進められますが、そんな我々の都合は流石に通らない。
書類が通って面接が決まる度に、夜行バスで日帰りをするような転職活動が暫く続きました。
自分が惨めな感じで、精神的にもキツかったですね。
新幹線で往復する金もなかったので、もっぱら夜行バスでした。
なんとか5社目くらいで内定もらえたので良かったのですが、これが10社、20社となっていたらと思うとゾッとしますね。
ワタクシの場合はワタクシのワガママによるものなので、自分でケツを拭くのは当たり前なんですが、
転勤の場合は、ほとんどが会社の都合ですよね。
会社都合で見知らぬ土地の職場に移されて、地域や職場に馴染めず、転職せざるをえなくなった時、
相当のリスクを背負い、覚悟をする必要があります。
転勤した後にリストラや倒産など起こったら!
考えただけでもオゾマシイ
今度は自腹で引っ越して、元いた地元で転職活動するのか、転勤先の新しい街での転職するのか。
決断すべきこと、腹を括らなくてはならないことが多いですね。
転勤は会社の都合で起こりうることではありますが、我々サラリーマン・ウーマンにはあまりメリットがないようにワタクシは感じています。
なので、
ご自分の夢や希望に達するのに転勤が必要でなければ、転職するという選択肢も少なからずあるとワタクシは考えています。
サラリーマン・ウーマンとして悩み、困っている方、ご相談下さい。
今日もお読み頂きありがとうございました!
以上、仕事が合わない、会社が合わない、スキルを磨きたい、キャリアを上げたい!
そんなサラリーマン・ウーマン達のコンサルタント
The Professional Salarymen
略してプロサラの阿部でした!