サラリーマン達のコンサルタント The Professional Salarymen

サラリーマン・ウーマンの悩みや不安を解消するブログ

なぜ、「頑張る」のか?「頑張る」のが好きな日本人へ 今日の格言はお休み

仕事が合わない、会社が合わない、スキルを磨きたい、キャリアを上げたい!

そんなサラリーマン達のコンサルタント

The Professional Salarymen

略してプロサラの阿部です。

 

今日はどうしても言いたいことがあったので、今日の格言はお休みして、

 

なぜ、「頑張る」のか?「頑張る」のが好きな日本人

 

と題して、プロサラとしての考えをお伝えします。

 

当プロサラのブログでも何度かお話している

 

「頑張る」

 

という言葉。ワタクシ、

 

この言葉が大嫌いです。

 

「頑張る」の意味をGoogleに尋ねてみると、

 

  1. 忍耐して、努力しとおす。気張る。
  2. ゆずらず強く主張し通す。

 

大事なのは1。特に

 

「忍耐して」

 

更に「忍耐」の意味をGoogle君に聞いてみると、

 


《名・ス他》つらさ・苦しさ・怒りを、じっと我慢すること。たえしのぶこと。

 

つまり「頑張る」ってことは、

 

つらさ・苦しさをじっと我慢して努力し通すこと

 

耐え忍んで努力し通すこと

 

ですよ。

 

普段、日本人がよく使う言葉。

 

「頑張れ」「頑張ってね」「頑張ってよ」

 

それは、我慢、忍耐を強いているのと同義!

 

多分、多くの日本人はそこまで意識しないで「頑張る」という言葉を使っているでしょう。

 

でもね、言葉には意味があり、言葉自身に力がある

 

なぜ突然、この「頑張る」に関して再度書こうと思ったかと言えば、

 

昨夜、相談者さんから

 

明日、面接なんですけど、阿部さんは良く頑張らなくて良いと言いますが、頑張らずに面接通るんですか?

 

というご質問を頂きました。

 

ワタクシは失礼ながら、質問に質問で答えました。

 

頑張るとは、耐え忍んで努力することです。面接を受けるのに、なぜ耐え忍ぶ必要があるのですか?

 

答えには続きがありますが、

 

面接を受ける努力する、内定を取る努力をすれば良いのではないですか?頑張る必要はありません。

 

ワタクシは思うんです。

 

何気ない「頑張る」「頑張れ」という言葉は、知らず知らずに相手にプレッシャーやストレスを与えているのではないかと。

 

だから、精神疾患の「鬱病」の人に「頑張れ」という言葉は

 

ご法度

 

と聞きます。

心が疲れてるのに、そんな心にプレッシャーやストレスを与える「頑張れ」という言葉はさらに心の疲れを増幅させるからだろうと思います。

 

そもそも、「鬱病」は

 

頑張りすぎた人がなりやすい心の病

 

だとワタクシは思っています。

 

サラリーマンは身体が資本です。これも後日、格言に出てきますが、お金の代わりに身体を資本としてお金を稼ぎます。資本主義経済から見ても、サラリーマンは身体が資本なんです。

 

そんな大事な資本である身体が「鬱病」になってしまうと、働けない、資本として使えない。結果、金を稼げないどころか、会社に出勤する、働くという社会活動さえ出来なくなってしまう。

 

だから、ワタクシは言うのです。

 

サラリーマンよ、頑張る必要なんてない。ただ、精一杯努力はしよう。

 

と。

 

因みに、努力の意味をGoogle君に聞いてみると、

 

ある目的のために力を尽くして励むこと。

 

いいじゃないですか。夢や希望のために力を尽くす。

 

耐える必要も忍ぶ必要もない。今、持っている力を出来うる限り使えばいい

 

ワタクシは「頑張る」っていうのは日本独自の精神論、根性論が育んでしまっ文化ではないかと思っています。

 

神風特攻、欲しがりません勝つまでは、1000本ノック、ではないですが、日本はとかく、

 

我慢や自己犠牲を強いる文化

 

だと思っています。

自滅するのは止めようがないですが、せめて、

 

我慢を強いるのは止めよう

 

とワタクシは思い、プロサラの相談者さんには

 

絶対に「頑張れ」とは言いませんし、「頑張って」欲しいとも思いません。

 

「頑張る」ってことは「耐え忍び努力する」ことで、「耐え忍ぶ」ってことはどこかに無理が生じる。無理が生じると、機械が壊れるように、人も仕事も上手くいかないと思うんですよね。

 

「頑張る」は日本独自の文化と申し上げましたが、

 

英語には「頑張る」という単語はありません。

 

これまたGoogle君に聞いてみると、近いフレーズは

 

I'll do my best.

I'll try my best.

 

どちらも直訳すると

 

最善を尽くします

 

ちなみにワタクシが海外本社に言うときは、

 

I'll do my best effort.

 

と言ってます。これしか言いようがない。

 

英語で「頑張ります」とは言えないんです。言えても、最善を尽くします、が精一杯で

 

「耐え忍んで努力します」なんて言えないし、言わない。

 

日本人はそれでもやるんだ!

 

と言う方もいらっしゃるかもしれませんが、ワタクシは日本人として

 

頑張る必要なんてない。ただ、夢や希望を掴むため精一杯努力する生き方を選びます。

 

頑張っちゃってるサラリーマン。悩んだらご相談下さい。

 

coconala.com

今日もお読み頂きありがとうございました!

 

以上、仕事が合わない、会社が合わない、スキルを磨きたい、キャリアを上げたい!

そんなサラリーマン達のコンサルタント

The Professional Salarymen

略してプロサラの阿部でした!