大企業からベンチャーへの転職。失敗した!とならないために Yahooニュース
ベンチャーから大企業への転職は現場レベルだとあまりありませんが、大企業からベンチャーの転職は最近は結構ありますね。
そんな大企業に勤めていた人が、ベンチャーに転職して、
失敗した!
とならないために気を付けるべきことが書かれてるニュースがありました。
サラリーマン・ウーマンの悩みや不安を解消する!
併せて転職16回。サラリーマン・ウーマン達のコンサルタント
The Professional Salarymen
略してプロサラの阿部です。
Yahooニュースはこちら。
今日の記事もとても勉強になる事が書かれています。
1. 「人のため」こそが契約よりも強い抑止力になる
話の発端は、
大企業における社内ルールの厳格化
というところからのスタートです。
記事では、確かに社内ルールは不正などの抑止に必要ではあるが、
“「信用してくれたあの人に迷惑を掛けられない」あるいは「世話になった上司の顔に泥は塗れない」。上司が部下にそう思わせることができれば、不正や悪事は起こりにくくなります。このような「信頼」という名の抑止力は、契約書よりはるかに効き目がある”
と仰っています。
まさしくその通りかもしれませんね。
昭和っぽいと言われればそれまでなんですが、
この人のためなら
とか
この部下を守るために
のような考え方ってのは少なくなってきてるのかもしれませんね。
もちろん、自分がそう思われるような人間に成長していないというのも、問題ですね。
まだまだワタクシ、修行が足りません。
2. 大企業での管理方法はベンチャーでは違うこともある
記事では続けて、大企業に長く勤める事によって身についてしまった
「過剰管理」のクセ
が厄介であると話されています。
大企業から中小企業へと転職する人にとって、大きな壁として立ちはだかるのが「過剰管理グセ」。あれほど過剰管理にぶつぶつ文句を言っていたくせに、いざ中小企業に行ってみると、その「いいかげんさ」が我慢ならない。「ちゃんとしましょうよ!」と叫んで中小企業の同僚から煙たがられるという事例が多発しています
確かにそうなのかもしれませんね。
ただ、中小ベンチャーを渡り歩いてきたワタクシは、一応、管理畑に長くおりましたので、若干、私見を加えさせて頂くと、
なんでもかんでも、中小企業だからなナーナーというわけには行かず、守らなければならないルールは必ずあるわけです。
ただ、
杓子定規にアレはダメ、コレはこうしてからでないとダメ、と言っていたのでは、中小は勝ち残れない
という事ですね。
要は
優先順位が大企業と中小企業では違ってくる場合があるということを知っておくこと
が大事なのだと感じています。
3. 大企業からベンチャーへ転職した時に「失敗した!」とならないために
大企業であれば、先ずはコンプライアンスを守り、株主の利益を守ることが最優先されるかもしれませんが、
中小企業では株主が社長であることも多く、先ずはスピードを優先し、その後に色々な調整をしたりすることも多々あります。
その時、その時でナニを優先させるかをジャッジしながら走り続けるのも、中小ベンチャーの醍醐味です。
そのジャッジを含むスピード感についていけず、杓子定規にしか対応できなくなると、すぐにビジネスの世界では弾き飛ばされたり、置いていかれたりします。
とりあえず走るけれども、後付けで色々と調整していくというのも、ベンチャーならではかもしれません。
ですから、プロサラでも
プロサラ転職格言11番
転11. 転職したら前の会社の栄光は捨てろ
とお伝えしています。
皆さん、長いことサラリーマン・ウーマンやってれば、誇れることや栄光はお持ちでしょう。
ですが、それを言われても、部下や現場の人間は戸惑ってしまうわけです。
これはチョッと言いづらいことですが、
大企業から中小企業に転職してきた人や、ピッカピカのサラリーマンだった人に多く見られます。
「能ある鷹は」ではありませんが、記事でも仰っている通り、
郷に入りては郷に従え
で、先ずは
転職先のスピード感、方向性、考え方などに慣れ、その上でご自分の経験を活かして、会社のために助言をしたり、苦言を呈したり、進言したりすること
をプロサラではオススメしています。
頭から、
前の会社では...
とか
私の経験から言わせてもらうと...
という言い方、発言は周りを硬直化させたり、受け入れづらい環境を作ってしまうこともあるので、注意が必要だとワタクシは感じています。
新しい職場でなかなか上手くいかないサラリーマン・ウーマンもご相談下さい。
今日もお読み頂きありがとうございました!
以上、
サラリーマン・ウーマンの悩みや不安を解消する!
併せて転職16回。サラリーマン・ウーマン達のコンサルタント
The Professional Salarymen
略してプロサラの阿部でした!