残業代が未払いの時。プロサラが考える対応方法。 Yahooニュース
労基法上の管理監督者ではなければ、企業は残業代を払わなければなりません。
しかし、中小企業やベンチャーなど、残業代が未払いの会社も散見される昨今。
そんな時、我々サラリーマン・ウーマンはどう対応すべきか?
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The Professional Salarymen
略してプロサラの阿部です。
今日のYahooニュースにこんな記事がありました。
残業代を支払ってもらえていない、サラリーマン・ウーマンは結構多いですよね。
そんな方々に
「知っておいて頂きたい」記事
です。
- 1. よく言われる、労基署に訴えるということは現実的にどういうことか
- 2. 修行するためにその会社にいる場合
- 3. 残業代も含めてガッツリ金を稼ぎたくてその会社にいる
- 4. 長く働きたい
- 5. 喧嘩を売りたい、どうしても未払い残業代を払ってもらいたい
1. よく言われる、労基署に訴えるということは現実的にどういうことか
「知っておいて頂きたい」
と申し上げているのは、
仰っている事は、まさしくその通り!
なのですが、
現実的に実行するにはハードルが高い
とワタクシは思っているためです。
記事によりますと、残業代未払いの場合、
1. 上司などに残業代が未払いである事を尋ねる
とあります。これは実行可能ですね。そんな会社ですから、ノラリクラリと躱されることが多いとは思います。
2. 労働基準監督署に通報する
労基署から会社に連絡がいけば、大体9割の会社が支払いに応じます。ただし、通報の際は匿名でなく氏名を言わなくてはいけないので、誰が労基署に通報したのか会社に知られる可能性もあります。従業員が1000人いるような会社であれば知られないこともありますが、中小企業だと実際には分かってしまうことが多い
ここからは、知っておいた方が良いですが、実行はなかなか我々サラリーマン・ウーマンには難しい内容です。
労基署に通報するってのは、残業代問題では知っている方も多いと思いますが、
誰が労基署に通報したか、会社側にバレてしまう。
当然、会社にチクリがバレたら残業代は払ってもらえたとしても、嫌がらせを受けたり、居づらくなったりする可能性がありますね。
3. 労働局に斡旋の申立てをする
4. 労働審判を起こす
2よりもハードルが高く、完全に会社に喧嘩を売ってる状況になり得ます。
今の会社には未練なく、なんらかの理由で会社と戦うという強い決意が必要になるでしょう。
ちなみに、ワタクシも不当な理由で会社をリストラされた時、その会社を訴えようとも思いました。
ですが、先ずは新しい職場が決まってから。転職活動中に労働裁判をやっていては集中出来ないですし、面接日程と被ってもいけない、と先ずは転職優先でした。
っで、転職先がクビを斬ったクソ社長の親族の会社だったため、訴えは諦めるしかなかった、という余談です。
さて、上記の記事は、残業代を支払ってくれない会社に対する一応の方法論が書かれています。
内容はごもっともです。
では、現実的な方法論をプロサラとして考えた時、残業代を支払ってくれない場合はどうすべきか?
対応は、その会社にいる目的によって変わる
2. 修行するためにその会社にいる場合
スキルを磨き、キャリアを上げる目的で働かせてもらい、実際にその会社で働く事で臨むスキルやキャリアが手に入るのであれば、そこでは金を取りに行かず、あくまでスキルとキャリアを取りに行く
という考えはアリ
だとプロサラでは考えています。
そこで得たスキルやキャリアは、必ず結果として、今よりも金を稼げるようにしてくれます。
ワタクシも相棒の山田も、そういう修行時代があって、そこそこの給料をもらえるようになったという実績もあります。
これは、会社の中に限ったことではなく、会社が終わった後も、自己研鑽に励むことも含まれます。
結果として、その会社内で給料が上がっても良いですし、見切りをつけて、培ったスキルとキャリアを持って、他社に転職して、給料を上げに行くことも出来ます。
長い目で見れば、そういった方法もあります。
3. 残業代も含めてガッツリ金を稼ぎたくてその会社にいる
この場合、残業代がもらえないという事は、当初の目的が達せられません。
だったら、目的を達せられる会社に動くべきでしょう。
4. 長く働きたい
長く同じ会社で働く事に、どのような意味があり、その先にどのような夢や理想が待っているのかがワタクシにはわかりませんが、もし、その会社で長く働く事に意味があり、長く働く事で夢や理想に近づけるのであれば、残業代が支払われない事は不問でしょう。
5. 喧嘩を売りたい、どうしても未払い残業代を払ってもらいたい
この場合には、労基署に訴えたり、弁護士を雇うこともアリですね。
例えば、未払い残業代以外にも許せない事があるとか、未払い残業代が500万くらいあるとか。
ただ、その場合には現社に居づらくなりますし、転職にも悪影響が出る可能性も考慮した方が良いかもしれません。
それでも戦う!のであれば、アリです。
お悩みのサラリーマン・ウーマン。ご相談下さい。
今日もお読み頂きありがとうございました!
以上、
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略してプロサラの阿部でした!