自分の棚卸し。転職で必須な手法をお教えします。
相談者さんの中で、転職活動を始めるにあたって、
職務経歴書の書き方
をお伝えすることがあります。
職務経歴書を書くときに、もっとも重要なことは、
自分の棚卸し
特に、
スキルやキャリアの棚卸し
がとても大切です。
サラリーマン・ウーマンの悩みや不安を解消する!
併せて転職16回。サラリーマン・ウーマン達のコンサルタント
The Professional Salarymen
略してプロサラの阿部です。
今日のニュースにありました。
1. 自分の棚卸しとは
記事の中にありました。
“ 「一番重要なのは、企業が何を求めているのかを把握し、自身がその要望に応えられるのかどうかを理解して転職に臨むことです。そのためにも、部長といった役職や、どんな大プロジェクトを担当したかなどの過去の“実績”のみならず、その実績を出すプロセスで何を考え、どのような行動をとったのか、経験の中身を棚卸しし、自分は具体的に何ができるのか、という点を明文化する作業が必要になります」”
全くその通りなんですね。
相談者さんから頂戴した、ご自分で書かれた職務経歴書を拝見すると、
〇〇プロジェクトを成功に導き
ですとか
社内で××を推進し
ですとか
これらは成功体験のアピールポイントとして良いのですが、
採用会社から見ると、
それで、何が出来るんですか?
当社に貢献できることはなんですか?
となります。
採用企業が知りたいのは、
貴方の成功体験自体ではなく、成功に導いたスキルであり、マネジメント手法など、採用企業に貢献できる具体的な仕事内容
ですから、
自分の棚卸しとは
今までの仕事やプロジェクトで培い、採用企業に貢献できる、具体的なスキルやキャリア、手法
を
長い職歴から紐解いていく作業
です。
2. 職務経歴書でしっかりアピール
せっかく、自分のスキルなどの棚卸しが出来ても、
それが採用企業にアピール出来なければ自己満足に終わってしまいます。
ですからプロサラでは、
職務経歴書は面接を受ける前に自己アピールが出来る唯一の機会
と考えています。
アピールするためには、
長くダラダラ書いても、相手には伝わりづらい
ものです。ですから、
しっかりと棚卸しした、自分のスキルやキャリアを簡潔にわかりやすく
かつ
見やすく
アピールすることがとても大切です。
3. 履歴書の自己PRとは違う
チョッと脱線しますが、
自己PRの書き方を教えて下さい
と相談頂くことがあります。
ご自分で書かれた自己PR欄を拝読すると、
こんな長所があって、コツコツ物事に取り組んで、周囲の人にも気を使いながら、仕事を最後までやり抜きます
というようなことが書かれています。
仰りたいことはわかりますが、採用企業から見たら、キツい言い方ですが、
んー。それで?何が出来るの?何をしてくれるの?
となります。仕事に対する姿勢は理解出来ますが、我々転職組みは
即戦力として、採用企業にどんな貢献ができるのか、何が出来るのか、を求められています。
ですから、相談者さんに対する回答は、
多分、自己PRを履歴書に書きたいのだと思いますが、ワードファイルの履歴書であれば、自己PR欄は削除してもらって良いです。
そこよりも、職務経歴書でしっかりと、
仕事の自己PRをしましょう
とお伝えしています。
4. 具体的な自分の棚卸し手法
そうは言っても、自分の棚卸しって、慣れてないとなかなか上手くかけなかったり、表現出来なかったりします。
ですが、
自分の経験だけは自分しか知らない
それは即ち、
貴方しか持っていないスキルや経験がある
という事に他なりません。
先ずは、自身を持ちましょう
そして、企業で働き始めてから、今までやってきた日常業務、プロジェクト、経験などを書き出して行きましょう。
そして、それぞれの仕事で使った、培った、スキルなどを紐解いて行きます。
そして、例えば日常業務で
営業日報の作成
があったとすると、営業日報をエクセルで作成していて、訪問先企業を打ち込むのがめんどくさかったから、Vlookupを使った算式を入れていれば、
営業日報にVlookupを活用して効率化、時間短縮を図った
というスキル、経験が書けます。
ただ、自分しかわからない自分の棚卸しなので、他の人には頼めませんが、上手く、紐解けない方もいらっしゃいます。
そんな時はお手伝いしますので、ご相談下さい。
今日もお読み頂きありがとうございました!
以上、サラリーマン・ウーマンの不安や悩みを解消する!
併せて転職16回。サラリーマン・ウーマン達のコンサルタント
The Professional Salarymen
略してプロサラの阿部でした!