大手企業の「リストラ転職」で割を食う人・食わない人 Yahooニュース
仕事が合わない、会社が合わない、スキルを磨きたい、キャリアを上げたい!
そんなサラリーマン・ウーマン達のコンサルタント
The Professional Salarymen
略してプロサラの阿部です。
今日も一つYahooニュースをプロサラの視点でお伝えします。
今日のYahooニュースはこちら。
新聞でも発表されご存知の通り、大手都市銀行で、銀行人員が余剰になると言われています。
AIが業務に取って代わり、現在の銀行員が余るということのようです。
今のところ、大体的なリストラは発表されてませんが、
そう遠くないうちに、
銀行の特に、中高年をターゲットにしたリストラがあることが予想されます
私見ですけどね。
ワタクシとしては、
ああ、やっとその時代が来たか
って感じはします。
ワタクシのサラリーマン人生の第一歩は銀行からでした。
銀行といっても、修行するための信用金庫です。4年ほど、修行しました。
今では考えられないかもしれませんが、
営業の机の上にはパソコンなんかありません。
まだまだ、IT化も進んでいなかった時代が始まりでしたが、
この閉鎖的な銀行屋の世界で生きていくのは、自分の人生にはやはり合わない。手に職をつけて生きていく!
と、飛び出しました。
現社にたどり着いて、銀行を離れてちょうど20年。仕事の相談がしたくて、かつての銀行屋時代の上司に20年ぶりにコンタクトを取って話を伺いました。
ちょうど、その店舗にワタクシの同期がいました。
副支店長になっていました。
彼はあれから20年。銀行屋として勤めて来たのでしょう。
それはスゴイことだと、心底思います。賞賛に値します。
彼のこととは別のこととして、
じゃあ、現在の40歳以上の銀行屋が、転職した時に何が出来るか?
ワタクシの個人的な考えでしかありませんが、
なんでも出来る。
か
何もできない。
か
特殊な知識と経験を活かすニッチな仕事に進むか
のどれかかな、と。
銀行は扱っている商品の特性上、ものすごーく閉鎖的な世界です。
なんでも出来ると申し上げたのは、特殊な仕事をしていたが故に一般業で一からやる気になれば真っさらな状態で何にでも取り組める
ということで、
何も出来ないと申し上げたのは、汎用的な仕事はほぼないので、自分たちの有用性に気が付かず、ただなんでも出来ると転職しても、実際には何もできない。
銀行は
システムも考え方も、商慣習もとても特殊です。
それは即ち、
仕事も実際の業務もとても特殊
なんですね。
これまた即ち、
汎用性のない仕事が大多数
なわけです。
融資案件を多くとってこれて、数々の大型融資案件をまとめた銀行屋が、一般会社で何が出来るか?
銀行屋としてM&Aに絡んで来た銀行屋が一般企業で何が出来るか?
確かに、金融関係の知識や経験は銀行でしか培えない。
でも、だからこそ汎用性がなく、一般社会から見ると、
ニッチな特殊な業務、能力
に映ると思うんですね。
これはニッチであるが故に重宝されるスキルでありキャリアでもあります。
もし、中高年の銀行屋がこれから転職に打って出る!と考えるならば、個人的には
・フィンテック
・M&A間連の会社
・一般企業の財務部門で銀行交渉役
・一派企業の経営企画
など、道は狭いですが、特殊技能を活かせるところを狙うのかな、と。
ですが、中にはそういった特殊な知識を経験を積んで来なかった銀行屋もいるでしょう。
そんな方はどうすれば良いか?
簡単です。
行けるところまで銀行にしがみつく
これが一番です。
一般企業は銀行のように給料は高くないです。挙句に、転職したら一般企業では何も出来ないと陰口を叩かれたり、再度のリストラに合うくらいなら、
できるだけ長く銀行に留まれるように祈りながら、少しでもリストラされた後に役に立つようなスキルやキャリアを上げる努力をするしかない。
記事でもやはり、銀行は特殊な世界なので、外のセミナーなどに参加して、世間を知るべきだと書かれてますが、全くもってその通りだとワタクシも思います。
銀行屋が銀行の看板なしで、自分の名前だけで営業できたり、仕事が出来たら、
そいツァー相当に凄い!
まれにそういう人もいますけどね。ごく稀に。
今日はかなり辛辣な言い方をしているかもしれませんが、ご容赦下さい。
銀行屋さんもご相談下さい。
今日もお読み頂きありがとうございました!
以上、仕事が合わない、会社が合わない、スキルを磨きたい、キャリアを上げたい!
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