新年の仕事が憂鬱な人。「いま」の辛い状況を改善するには Yahooニュース
仕事が合わない、会社が合わない、スキルを磨きたい、キャリアを上げたい!
そんなサラリーマン・ウーマン達のコンサルタント
The Professional Salarymen
略してプロサラの阿部です。
今日も一つYahooニュースをプロサラの視点でお伝えします。
今日のYahooニュースはこちら。
今日の記事は
パワハラを受けた時、どういう対応をすべきか?
と言う内容の記事です。
とても参考になるので、ご一読をお勧めします。
プロサラの私見は、最後に述べさせて頂きます。
以下に記事の内容をまとめ、抜粋します。
パワハラを受けたら、どのような対応が考えられるか?
(1)労基署に駆け込む
労基署の監督官と話をすると、「パワハラ商事に連絡を入れます。○○さんから依頼があった旨を話しますがいいですね」。監督官は司法警察権を有しており、検察の捜査権と同質である。しかし、多くの案件が寄せられるので調査は簡単には進まない。
運良く調査が進んでも、労基署に駆け込んだことは多くの人に知られる。「いま」の辛い状況を改善するにはいたらない。
(2)労働委員会に提訴
個別労働紛争のあっせん、ユニオンを通じて労働委員会に提訴しても、命令までに1年は費やすことになる(却下されることも多い)。しかも、審議が進まない、強制力がない、積極的介入・解決の意識も低い。
あなたの「いま」の辛い状況を改善するにはいたらない。
(3)労働組合に入会
社内に労組がなければ、外部の一般労組には入会できる。管理職、非管理職、アルバイト、契約社員でも入会できる。入会すると、労組から会社宛に団体交渉の申し入れがある。会社はこれを拒むことはできない。
あとは訴える側の覚悟の問題になる。
パワハラ商事の前で、○○さんの実名入りのビラをまいたり、シュプレヒコールをあげながら会社の周囲を街宣する。当事者の精神的負担もかなりのものだが、これに堪えられる覚悟があるかがポイントだろう。
(4)訴訟
民事訴訟では、強制力のある判決が下される。しかし、長期化するリスクが生じる。また必ず勝てる保証がない。労働審判制度を使えば3回以内の審理で結審する。
短期で解決率が高いことは大きなメリットだが、和解金は月額賃金4~6ヶ月分程度が相場と言われている。迅速な解決を目的とする労働審判を選択したのであれば、一定の譲歩はやむを得ないと考えるべきだろう。本訴にも移行できるが、解決までの時間をどのように考慮するかがポイントだ。
いずれの方法を取ったとしても、基本的には、会社側からのなんらかの報復が待っていると考えるべきだろう。実際には、そのことを理由に報復をしてはいけないのだが、それは建前である。懲戒、異動、降格、賃金カット、あらゆることを想定しなくてはいけない。つまり、「いま」を解決する手段は限定されるということだ。会社を相手に争うわけだから、相当な覚悟が必要になるだろう。
個人的な見解だが、即効性を求めるなら労働組合が早い。数ヶ月待てるなら労働審判が得策だろう。しかし、よほど、理解がない限り、その後、会社に残ることは難しいと覚悟しなければいけない。
以上が記事のまとめ、抜粋です。
非常にわかりやすく、かつ、具体的で勉強になります。
ここからは、プロサラの私見です。
まず、今回に記事はパワハラを題材になさってはいますが、セクハラなど他のハラスメントにも応用可能なところも多いですね。
それから大事なのは、記事にもありましたが、労基署、訴訟など色々な手段は取れますが、
手続きが終わった後も会社に残り続けることは難しい
例え訴訟等で勝ったとしても、相当な覚悟がないと会社に残って今まで通り働く事は難しいと考えるべきでしょう。
理由はどうあれ、会社を訴えたり、労基署に直談判してるわけです。会社側は面白くないわけです。
労基署に行ったり、組合に加入したり、訴訟を起こすことは間違ってません。
それどころか、こちらは被害者です。逆に間違い正そうとしているわけです。
なのに、元どおりにはならない。
理不尽ですよね。
ですが、世は理不尽に溢れています。特に会社・企業内ではわけのわからない理不尽がまかり通る。
労基署に訴えたり、訴訟をするには相当なパワーと時間を要します。それでいて、勝ったとしても元には戻らない。
幾ばくかの金をもらって幕引きになってしまいます。
ですからプロサラでは、
会社の理不尽を許せない!金よりも自分が正しいと思うことをやる!
と覚悟を決めるなら、労基署に訴えたり、訴訟を起こすこともアリだと思っています。
ただ、そこまでの覚悟をお持ちでなければ、プロサラとしては
プロサラ格言
逃げて良し
理不尽に立ち向かい、色々なものを犠牲にしてでも勝ち取るべきものは確かにあると思います。
ですが、勝ち取った後に残ったものは、幾ばくかの金と、ボロボロになった心、会社を信じられなくなった精神状態。
では、救われない
理不尽は許しちゃいけない。だからワタクシは精一杯の抵抗として、ハラスメントを受け、助けを求めたのに対応してくれない会社からは、一刻も早く抜け出すことをお勧めしています。我々のようなサラリーマン・ウーマンがいなくなって困るのは会社なんです。しかも、法廷ギリギリの2週間後に辞められて、かつ、有給まで使われると、引き継ぎも何も出来ずにいなくなられてしまう。
当然の仕打ちです。
だからワタクシ個人としては、
ハラスメントに対しては、ソッコーで逃げることをお勧めしています。
会社の理不尽もご相談下さい。
今日もお読み頂きありがとうございました!
以上、仕事が合わない、会社が合わない、スキルを磨きたい、キャリアを上げたい!
そんなサラリーマン・ウーマン達のコンサルタント
The Professional Salarymen
略してプロサラの阿部でした!