日本の組織文化。求人のためにも信頼性の高い組織文化を。
サラリーマン・ウーマンの悩みや不安を解消する!
併せて転職16回。サラリーマン・ウーマン達のコンサルタント
The Professional Salarymen
略してプロサラの阿部です。
今日も一つYahooニュースをプロサラの視点でお伝えします。
今日のYahooニュースはこちら。
記事は米国の記事のようなのですが、日本の就職・転職でも同様のことが言えそうです。
記事によりますと、我々サラリーマン・ウーマンが就職・転職の面接の際に、気をつけるべき点5つは、
1. 面接の時間と場所に同意した後、直前になって正当な理由なしにキャンセルすること(例えば、自分自身や家族の病気やけがは正当な理由と言える)
2. だらしない服装や、仕事関連で人に会う際にふさわしくない服装で面接に臨むこと(例えば、銀行の求人での面接にサンダルを履いて行くことなど)
3. 応募している企業の事業内容や、応募する職種についての知識なく面接に臨むこと
4. 面接に遅刻すること
5. 口頭での条件提示を受け入れた後、書面での条件提示に返答せず、メール、留守電、テキストメッセージにも無反応で音信不通となること
はい、一般常識の範囲内ですね。
ただ、このあとに記事では、なかなか興味があることを仰ってます。
“理想の応募者を引きつけるための一番の方法は、企業側が素晴らしく信頼性の高い組織文化を持つことだ。そうすれば求人広告を出さずとも、必要になった時にすぐ新たな人材を得られる。従業員、取引先、顧客がファンクラブのように口コミを広めてくれるのだ。”
これは、なるほどですね。
現代日本において、どれだけの会社が
「信頼性の高い組織文化」
を育もうと努力しているのか。
そもそも、日本と欧米諸国の企業風土、社会環境は異なりました。
戦後、日本は日本独自に国民性、社会性を上手く活用して、1億総中流のような流れを作り、国民全員が少しでも豊かな生活を送ろう、送りたいという思いで、休みは日曜だけ、平日は馬車馬のように働き、郊外に公団住宅を買い、出世したら車を買い、ボーナスが出たら冷蔵庫を買い...。
そんな経済成長期を経て、欧米各国の資本主義経済、企業と戦える力をつけました。
ただねー、もともとの社会風土、企業環境が日本と欧米諸国では違い過ぎますよね。
この「組織文化」って、欧米の会社がマネジメントを考える際に好んで使う用語だとワタクシは解釈してますが、
日本にマッチする考え方かというと、なかなか難しい。
Google先生に「組織文化」とは何かを聞いてみると、
“組織文化(そしきぶんか)とは経営学用語の一つ。これは経営されている組織において、構成員の間で共有されている行動原理や思考様式などのことを言う。組織に存在している個々の構成員の価値観が融合されるということで組織文化が形作られていくということである。企業においての組織文化というのは、創業者による経営理念が示されているということから、それに賛同して集まった従業員によって形作られている。つまり経営理念が従業員のモチベーションとなり、それが組織文化を形作っているということである。” (ウィキペディアより)
サイトによっては「社風」と言ってるところもありますが、個人的にはちょっと違うかなと。
個人的には会社の方向性や理念を経営者・社員が共有して、作り上げていく会社全体の文化
って感じでしょうか。
欧米企業は好きですね。
一方で、日本では昔から丁稚奉公や修行制度などがあって、長い期間、辛く、苦しい思いをしなければ一人前と認めないような社会的文化が少なからず存在します。それは、店主や師匠が絶対であり、口答えも許されず、ただ付き従う。
小さな封建制度みたいな考え方が普通であった。
それが現代日本社会でも、未だに根付いている。
「組織文化」の作り方は、会社それぞれで、欧米の企業も「組織文化」を作ったり、共有化していくことに頭を悩ませたり、コンサルタントを雇って作り上げたりしているようです。
ただ、日本も同じように「組織文化」を作れるかと言えば、上述した通り、ワタクシは疑問を持っており、日本は日本独自の価値観、国民性、社会性がありますから、独自の成熟した資本主義社会になっていけば良いな
と思っています。
なんか、つまらない文章になってしまいましたね。
スミマセン。
そんな思想的な話はどうでもよくて、サラリーマン・ウーマンとして悩んだり、苦しんだり、転職したいと思っている方、ご相談下さい。
今日もお読み頂きありがとうございました!
以上、
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